子供たちの夢を真剣にサポートする父親ブログ

子供たちの夢の実現に向けて、サッカー、英語、バレエ、学業などを真剣にサポートしている父親の記録です。

「ジュニアユース始動」長男sayの成長記録84(2024.3)

早いもので長男say(12歳)も4月から中学生。
サッカーについてはご縁のあった近隣のジュニアユースで活動する予定です。本日は長男sayが、セレクション後初めてジュニアユースの練習会に参加してきたので、そのことをテーマに綴っていきたい。
(ジュニアユース入団の経緯は、過去の記事をご覧ください)
   ↓   ↓   ↓   ↓

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(1)練習会の様子

長男sayがお世話になるジュニアユースは、12月からセレクション合格者を対象とした練習会を週1ペースで開催しているが、長男sayは怪我のため参加が遅れ3月からの参加となった。練習会参加の初日、私も同行したが素晴らしい練習環境に改めて感嘆する。
人工芝の専用グラウンドにナイター設備。いつでもミーティングができるクラブハウス。
決してJ下部チームにひけをとっていない。
 
当日は、新1年生と新2年生(各学年約25人)が合同で練習していた。
私が知る昭和世代のサッカー部とは違うスマートなメニューが次々と展開されていき、心が高鳴る。
アップすらなんか格好いいんですね。ラジオ体操世代とは違うんだって(笑)
 
皆が上手くなろうするモチベーションが高い雰囲気で、長男say も楽しくてしょうがないといった顔をしていた。
当日はミニゲームは無かったが、2対1、2対2のメニューの中でも、インテンシティとスピード感が求められる内容で「これは上手くなるぞ」と期待感が高まる。大ゴール(+ キーパー)もしっかり使って練習してくれていた。
FWの長男sayにとってこの点は重要視していたので大満足であった。
 
1点留意しておくべき点としてあげると、全員がセレクションをクリアしてきたメンバーなので一定の基礎技術があるとの前提なのだろう。 基礎技術を高めるような練習がほとんどなかった。キックの精度、突破力の向上など、長男say自身がこれから取り組んでいくべき課題は、自主練でしっかりやっていかないと上手くならないよ。
意識して取り組んでください。
 
(2)チーム内競争
練習会に向かう車中、長男sayには「今日からレギュラー争いが始まると思って練習に参加するように」と伝えた。
怪我で出遅れているため、初回にコーチへ良い印象を与えることが大切と考えたからだ。
練習後、長男sayから「良いアピールが出来たと思う」とのコメントがあった。手ごたえがあったのだろう。
 
同学年のレベルはどうだった?と聞くと「体の大きな選手も結構いるから、選手としての能力は現時点の自分より上の選手は数人いたが、サッカーは俺が一番上手いと思う」との回答。 まぁいつもながらのビックマウスだが冷静な分析だ。
パパの印象も同じだったけどね。
 
そのほかピッチ内の様子を詳しく聞くと、あるメンバーが、対決で勝利をしたり他の子がミスすると「雑っこ」といった言葉で煽っていたようだ。 そうやって自分の地位をあげようとしているのかな。
もうポジション争いが始まっているということだろう。
 
長男sayはその子との勝負があった時は、爆勝ちしてやって、心の中で「おまえが雑っこ」と呟いてやったという。
それでよい。相手の言動に合わせる必要はないから。
 
(3)チームメイトに対するスタンス
サッカーは11人しかレギュラーポジションがない競技。だからレギュラー争いといった面では、チームメイトは競争相手であることは間違いない。しかし、本来の敵は対戦チームであり、チームメイトは仲間であることはいつも忘れてはいけない。
とは言っても、中学生にもなれば、また、人数が多くなればなるほど、皆と仲良くなるなんて難しいだろう。
気の合わない奴がいたっていい。長男say自身が完全無欠の優等生にならなくても良い。
でも、ピッチの中では頼りになる奴と思われる存在を目指しなさい。
そうすれば、おのずとレギュラーは勝ち取れるし、メンバーと円滑なコミュニケーションが図れるはずだ。
 
「頼りになる奴」とは、どんな言動で確立されていくものなのか一度考えてみてください。
 
 
長男sayよ。
これから、新チームでのワクワクする新たな冒険が始まるね。
アオアシ、ブルーロック、スラムダンク、 ハイキューどんな名作よりも、あなたの物語がどのように繰り広げられるか楽しみでしょうかありません。 これからもパパを楽しませて下さい(笑)。

「利き足の骨折からの復帰(5)」長男sayの成長記録83(2023.10〜2024.2)

このシリーズの最終話です。
利き足の骨折からの復帰(1)(2)(3)(4)は、 過去の記事をご覧ください。
   ↓  ↓  ↓  ↓
 

 

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(11)怪我をして失ったもの
長男say(小学6年生)が骨折したのが、小学生年代の集大成「全小」の市内予選決勝の直前となる10月中旬だった。
チームのエースである長男sayの不在も要因の1つとなり、まさかの予選敗退。チームメンバーにとってはトラウマにもなりえる衝撃的な出来事となった。
 
本来であれば、チームメンバーと県大会に出場し喜びを分かち合い、ヒリヒリするような経験が出来ていたはずだが、「俺がいなかったせいで負けた」という負い目に変わった。
怪我によって、大切な試合での勝利や県大会における経験を失った。
 
上記の他に失ったものとしては、怪我をしてから元の状態まで戻るまでに要した約4ヶ月間で得られ たであろう技術的、身体的成長が考えられる。ゴールデンエイジと呼ばれる、成長著しいこの時期の4ヶ月なので決して小さいものではないと考えている。
但し、この成長は決して取り戻せないものではない。
今後の取り組み方次第では、取り返せるものだし、簡単ではないが失ったもの以上を得ることだって出来るかもしれない。
期待をもって見守ることにしたい。
 
 
(12)怪我をして得たもの
怪我によって失ったものがあるのは間違いないが、全てがマイナスとは言い切れない。
少なからず得たものもあると思っている。


市内予選決勝の敗戦からしばらくして、市内2位という“ うれしくない賞状”を長男sayが家に持ち帰ってきた。
誰も欲しがらなかったということもあるだろうが、この悔しさを絶対に忘れないという自分への戒めなんだと思う。


このあたりからかな。
長男sayの精神的成長が感じられたのは。
 
自分の体を人一倍ケアするようになったし、 サッカーに対する渇望、真摯な姿勢が見てとれる。
サッカーが出来ない時間を通して、如何に自分にとってサッカーが大事なものか再確認したのであろう。
この精神的成長が怪我の功名てやつかなと思っている。
 
あと、気のせいかもしれないが、プレー中に以前より周りを見れているように感じる。
体を動かしたプレーが出来ない代わりに、頭の中でプレーしていたのかな。
 
 
さて、長男sayよ。

以上がこの数か月を俯瞰したときにパパが感じたことだ。
 
人生、いい時もあれば、悪い時もある。もしかしたら、悪い時の方が長いのかもしれない。
その悪い時の過ごし方(具体的には、要因をどう捉えて、どのように努力をしていくのか)によってその後見える未来は違う。
 
今回の試練の過ごし方は、悪いものではなかったと思っているよ。
この経験を無駄にすることなく、これからの輝かしい未来を作り上げて行って下さい。切に願っています。
 
~利き足の骨折からの復帰シリーズ(小6秋の危機) 完

「英検準2級ダブル合格」我が家の英語教育振り返り18(2024.2)

先日の英検準2級の1次試験に合格していた長女cherry(14歳)と長男say(12歳)。本日2次試験の合格発表がありましたので、そのご報告。

(1次試験の様子は過去の記事をご覧下さい)

  ↓      ↓  ↓      ↓

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(1)英検準2級ダブル合格

結果としては、二人とも無事合格してました。




2次試験は面接形式で、合格率は80%前後と結構高く、試験当日の手ごたえもまずまずだったみたいなので、まぁ大丈夫かなと思っていたのですが、結果をみて一安心。良く頑張りました。

 

 

(2)2次試験対策

参考までに2次試験対策について記載しておきます。使用したテキストは以下の通りです。



2次試験の出題形式は同じなので、回答方法に慣れることが主眼。全10回分ありましたが、終盤に差し掛かる頃には、随分慣れたようで自信を持って回答出来るようになっていましたので、感覚的には、1次試験に合格出来る実力があれば、ちゃんと対策さえすれば2次試験は問題ないものだと感じています。

 

(3)合格特典
来年は、長女cherryの高校受験の年。
英検準2級でも、英語のテストを良い点数に読み替えてくれたり、加点をしてくれたりしてくれる高校もあるみたいです。
英検2級であれば、更に好条件になる。間に合うかな~?
 
親子で英語学習を始めた経緯は、テストのためではなく将来の夢につながればという思いからでした が、もしかしたら結果として思いがけないおまけがついてくるかも知れない。
 
良かったね、cherry。
 
イヤイヤでも、やっていた甲斐はあったでしょ!

「利き足の骨折からの復帰(4)」長男sayの成長記録82(2023.10〜2024.2)

今回は復帰祝いとして先日優勝したカップ戦のゴールシーンをアップしてみたいと思う。

復帰後に出場したカップ戦の様子は、過去の記事をご覧下さい。

   ↓         ↓  ↓         ↓

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(10)復帰後のゴール

チームメイトの保護者が編集してくれた動画の切り取りため演出が入っており、恥ずかしいところもあるがご容赦頂きたい。

ゴールは長男say(11歳)だが、それまでの流れが素晴らしいのでお気に入りのゴールの1つとなった。

youtu.be

 

チーム全体の技術力の高さ、崩しのイメージが現れたナイスゴール。

小学生年代でここまでできるようになるなんて。本当にいいチームに入ったね。

このチームでプレイできるのもあと1ヶ月。存分に楽しんで下さい。

 

次回がこのシリーズ最終話の予定です。

「利き足の骨折からの復帰(3)」長男sayの成長記録81(2023.10〜2024.2)

「利き足骨折からの復帰」シリーズの3話目です。1.2話目は過去の記事をご覧ください。
   ↓   ↓   ↓   ↓

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(7)フルコートでの実践復帰
フットサルでの復帰から2週間後の2月初旬、 ようやくサッカーの試合(フルコート)での実戦復帰を果たした。
いきなり、トップ(FW)でスタメン出場。
フルコートの運動量は相当なものになるので大丈夫かなと心配していたが、そんなに強い相手ではなくコンタクトやプレッシャーが厳しくなかったのも良かったのだろう。
足を引きずる様子はなく、楽しそうにノビノビとプレーし、その日3試合(半分程度の出場)で5得点だった。
 
そして、その手ごたえを自信に、翌週のカップ戦に臨んだ。
強豪チームはいなかったが、弱くはない8チームが集まった真剣勝負。カップ戦なのでそれなりにバチバチにくる。
その中でも、要所でゴールを決めることで勝利に貢献し、優勝を果たした。
個人としては、3試合ほぼ全て出場でき4得点の活躍。
もちろん、まだフィジカルが100%ではないためもの足りなさを感じるところも多かったが、怪我のせいでボールコントロールが衰えていたり、見えていたものが見えなくなっているという様子はなかった。
長男sayらしい、質の高いボールタッチ、顔が上がり良く周りが見えたプレー判断、すっと背筋が伸びた綺麗な佇まいを再確認できた。
 
(8)立ち戻るところ
長男sayのプレースタイルは、利き足中心という一貫した練習方法によって積み上げていったものである。
その利き足を故障すれば感覚が失われ、一気に崩れてしまうのではないかという心配もあった。
ただ、今回の怪我は足の機能がちゃんと回復するレベルだったので、多少ブランクがあってもサッカー選手として大切な感覚はこれまでやってきた練習をやり直せば、体が勝手に思い出してくれた。筋肉や細胞が覚えてくれていた感じだ。
 
練習内容は超シンプルで、試合前の自主練としてルーティンとしていたものだし、次男sail(6歳)が今まさにやっている練習だ。
次男sailと一緒にトレーニングすることで、 利き足の感覚は想定していた以上に早く、元の状態に戻ることが出来た。立ち戻るところがあるということは本当に大きな安心感だ。
 
(9)元の状態以上に
以前にも紹介したが、私は大昔、アメリカンフットボールという競技をしていた。
アメフトは本当に怪我の多いスポーツで、私も例に漏れずたくさん怪我をした。
その度に、たくさん涙し、そしてリハビリを重ね、 元の状態以上の体を作り上げてきた。
そのせいか、怪我前の状態を超えることが出来て初めてリハビリ終了と考えている。
 
長男sayは、怪我中にたくさん食べ、筋トレをしたおかげ、体重も増えて少しがっちりした印象。あとは、アジリティをもう少しあげていけば、 元の状態を超えるところまで来ていると感じている。
あと少し、頑張れ長男say!
 
 
そこまで連れて行ってあげれば、パパがあなたに小学生年代でしてあげられることは、ほぼ終了かな。
いい形でジュニアユースにつなげてあげたいと考えている。

「利き足の骨折からの復帰(2)」長男sayの成長記録80(2023.10〜2024.2)

前回からの続きです。

「利き足骨折からの復帰(1)」は以下の記事をご覧ください。
  ↓   ↓   ↓   ↓

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(4)マッサージ

レーニング再開後に足のあちこちに痛みが発生した際は、休ませるべきかどうか迷った。
休めば弱った筋肉が強くなっていかないし、無理をすれば怪我につながり更に休まなくてはならないことになる。判断は難しい。


長男sayに伝えたことは、「医者やトレーナーなどの専門家の意見はもちろん参考にするのだが 、最後は自分自身で、どこが痛いのか、どの程度痛いのか、実際に手で触り自分の身体と会話しながら決めるしかない」ということ。
レーニングをやりながら治していく痛みか、 休むことで癒す痛みなのか。
 
息子の判断は、マッサージやストレッチで痛みを緩和しながらトレーニングを続けていくというものだった。
 
それからは、私も可能な限りのサポートはしてやろうと、毎日毎日マッサージに励んだ。
お風呂に一緒に入り、湯船の中で痛みの原因となっている“ コリッコリ”の部分をもみほぐしていく。
風呂上りには、日課としている青竹踏みとストレッチをした後、再度クリームをつけて疲労回復用のマッサージを施す。
マッサージを入念にすると随分痛みが引くようだった。
 
但し、1日でもサボると足の痛みがひどくなるので、彼の風呂の時間に間に合うように急いで会社から戻ることに努めた 。
マッサージを続けて約2カ月。ようやく激しいトレーニングをしても痛みが出なくなってきているようだ。
筋肉の厚みは9割くらいまでもどってきた。足首の柔軟性は怪我以前よりも高まっている。
 
 
(5)誕生日プレゼント
先日、長男sayの12回目の誕生日を迎えた。 誕生日プレゼントは、彼の希望で電気治療器(マイクロカレント)となった。
ゲームやおもちゃなんかいらないから、とにかく早く怪我を治して自分の思い通りにサッカーがしたいという願いが、一番だったようだ。
結構いいお値段がするのだが、その心意気が嬉しかったし、今後も使っていくだろうと考え、了承した。
実際の効果のほどはよく分からないが、思い込み効果でもなんでも良いから利いて欲しいと願っている。
 
https://www.itolator.co.jp/home-use/product/at-mini-personal/


https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4262/
 
 
(6)復帰戦はフットサル
実戦復帰は因縁めいたものを感じた。対戦相手が以前長男sayが所属していたフットサルチームだったからだ。
フットサルチームをやめてからこれまで一度もすれ違ったことすらなかったのにも関わらず、ようやく復帰できそうなタイミングでフットサルの試合が組まれた。
そんな確率の低いマッチメイクに「あぁこれは神様が用意してくれた舞台なのかもしれないな」とも思った。
連絡を受けて以降、たとえ5分でも良いからこの試合に出場できるように頑張ろうと目標を立てリハビリに励んだ。
 
そして、試合当日。
無理をすれば何とか試合に出れるんじゃないのかという程度までは回復した。
もちろん、スタメンでは無い。出場させるかどうかはコーチ次第。試合終盤チャンスが巡ってきた。
本人よりもこちらの方がドキドキだったかも知れない。動き自体は思っていたほど悪くはない。
全くアジリティはなくフィジカル勝負はできないが、ベテラン選手がテクニックと視野の広さでカバーしているかのようなプレーで、ピッチに立つこと自体に違和感がでるレベルではなかった。
 
私としては、もうそれで充分。
怪我無く、現チームメイトと、そして昔の友達と楽しくプレイしてくれれば、本日は100点満点だと思っていたのだが。
 
ありがたいね~。
 
相手キーパーが少し前に出ていることを見逃さず、長男sayが技ありループでゴール。
ボールがゴールネットに収まるまでの軌道がゆっくり流れ、走馬灯のようにこれまでのリハビリの毎日が浮かび上がるようだった。
胸がジーンと熱くなった。

「利き足の骨折からの復帰(1)」長男sayの成長記録79(2023.10〜2024.2)

昨年10月中旬に彼の一番の武器である利き足(右足) を骨折してしまった長男say(11歳)。
今となっては無事復帰が出来ており一安心できる状況となったが、ここまでの道のりは思っていたよりも大変だった。
今回は気乗りがしないテーマだが、今後のために、怪我からの復帰とはどういうものなのかまとめておきたい。
 
(長男sayの骨折の様子は、過去の記事をご覧ください)
    ↓   ↓   ↓

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(1)骨折自体の回復は順調
骨折からチーム練習参加までは比較的順調だった。
約1ヶ月の松葉づえ生活以降、リハビリを開始し1か月もすればチーム練習に復帰できるところまで回復してきた。
とは言っても対人練習は出来ず、軽くボールを触る、ゆっくりとドリブルをするくらいの個人メニューが中心。
年内は無理をせずそのうえで徐々にトレーニング強度をあげていけば、年明けからは全体練習参加(上手くいけば1月中の実戦復帰)は可能との見立てだった。※実質3ヶ月で完全復帰できる感じだった。
 
・10月中旬 右足骨折(ギブス生活 約3週間)
・11月初旬 ギブスを外す(ギブス無しの松葉づえ生活 約1~2週間)
・11月中旬 通常生活にもどる(リハビリ、自主練開始) 
・12月中旬 チーム練習に復帰(個人メニューのみ)
 
(2)二度目の怪我
それがである。またしても、長男sayはやってしまった。
不注意で利き足の指(中指の付け根あたり)を怪我をしたのである。
本人の名誉のために具体的は怪我の原因は記載しないが、今回も本人のバカな行動が引き金だ。
 
今回ばかりは私も怒った。
一度ならず二度目。それもサッカー選手として大事な大事な利き足を。サッカーとは関係の無いバカな行動が原因で。
これまで実施してきたリハビリも中断せざるを得ない。回復に影響が出るかもしれない。
またしてもチームや色んな方に迷惑をかける。
 
あまりの無自覚、成長しない様子にあきれ果て、このままサッカーを続けていってもきっとまた同じ過ちを犯すに違いないと思い、ついに言い放ってしまった。
「サッカーをやる資格なんてない。少なくともプロを目指すなんて二度と口にするな」
「クラブチームの内定を辞退しろ。お前のせいで入りたくても入れない選手がいるんだ。その選手に権利を譲るべきだ」と。


長男sayは泣いて「嫌だ、嫌だ。サッカーを続けさせてくれ、クラブチームに行かせてくれ」と懇願したが、その時は私は本気でそう思っていた。
 
医者の診断は、指の付け根の軟骨の損傷。
幸いギブスはなかったが、3週間程度の安静にするようにとまた松葉杖を渡された。
 
(3)元の状態に戻るかとの不安感
二度目の怪我の痛みが引き再開したリハビリは、本当に元の状態に戻るのだろうかとの不安感との戦いだった。
やせ細ったふくらはぎ。筋肉がないため張力のバランスが崩れ足のつま先が外を向いている。そしてギブスで固まった足首。
これらを、もう二度と故障させないように徐々に負荷をあげていき元の機能に近づけていく。
長い観点で見れば日々良くはなっていくのだが、日々の変化は大きくなく、本当に元の状態に戻るのだろうかと不安がつきまとう。
 
そして、少し頑張ってトレーニングをすると足のあちこちが痛くなる。足の裏、かかと、アキレス腱、足首、ふくらはぎと日々痛みが変わるのには驚いた。
骨折した箇所はとっくに良くなって痛みはないのだが、固まったもの、弱くなったたものを無理やり動かすことによる軋みや張り、疲労によって、あちこちに痛みを発生させる。
その痛みのせいで足を引きずり、スムーズな動きが出来ない。
 
その後、ちゃんと実践復帰できるまで、本当に不安な毎日だった。
 
・12月中旬 二度目の怪我(3週間の安静)
・1月初旬  自主練開始
・1月中旬  チーム練習参加
・1月下旬  フットサルの試合で実戦復帰
・2月上旬  サッカーの試合で実戦復帰