子供たちの夢を真剣にサポートする父親ブログ

子供たちの夢の実現に向けて、サッカー、英語、バレエ、学業などを真剣にサポートしている父親の記録です。

「本物の楽しさ」長男sayの成長記録91(2024.4)

6月開幕のルーキーリーグに向けて、レギュラー争いが本格化してきた長男sayのジュニアユースチーム。
長男say(中学1年生)も、晩熟のハンディキャップを乗り越えて何とかレギュラーを掴もうと藻掻いている。
道のりは険しいが、先日の練習がレギュラー確保のヒントとなると思ったので、本日はその内容を記録しておきたい。

レギュラー争いの様子は、過去の記事をご覧下さい。

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(1)本物の楽しさ

先日の練習終わり、長男sayが「今日は最高の練習だった。楽しかった」と嬉しそうに語ってきた。
とにかく、練習に気持ちが入り、自分のプレーの質が抜群に良かったようだ。
 
ボールロストをしない、キレのあるドリブル、体を張ったポストプレー、適切な判断。
仲間から「うまっ」と褒められたようだ。
本人もびっくりするような出来で、あまりの気持ちよさに興奮せずにはいられない様子だった。
 
別に大切な試合でハットトリックをした訳じゃない。ただの練習日なのに、忘れることが出来ない特別な一日となる。
よく分かる。そんな日ってあるんだよね。
パパも昔むかしアスリートだった時に体験したこともあったし、今でも仕事の中で「今日の俺最高!」と感じることがある。
 
肉体的、精神的には苦しいことをしているんだけど、真剣に取り組んだ先にある成長の実感、そして充実感。
全力を尽くした者にしか味わえないものだから。
これを実感している時は、間違いなくいい取り組みができているし、実力が上がっている時だから素直に喜べばいい。
 
 
(2)再現性

但し、それを一日だけで終わらせてはもったいない。翌日以降も継続するためにはその要因が何かを理解しておく必要がある。
なので、あえてこんな質問をしてみた。
「なぜ、今日はそんなにプレーの質が良かったんだと思う」と。
 
長男sayは「昨日、Bチーム扱いされたのが悔しかった。だから、自転車で練習に向かう途中、 今日の練習を集中して取り組む。そして、ライバルの〇〇に絶対に負けないと強く意識したんだ」と言った。
すると、その日の練習は、いつも以上に集中力が高くプレーの質が高かった。
「今日は〇〇に負けて無かったと思う」とのことだ。
 
そうだね。意識次第で練習の効果がここまで変わるんだ。
同じ練習を同レベルの取り組み姿勢でこなしているだけであれば、先をいくライバルに一生勝てる訳がない。
中学校、塾、英語と忙しくこれ以上なかなかサッカーに割ける時間が確保できないのであれば、集中力や課題意識といった取り組み姿勢で差をつけないといけない。
 
再現性を高める要因は言語化できている。あとは習慣化していくだけだ。
 
(3)見てる人は見てる
その日の練習最後のミーティングで、コーチが質問したらしい。
「本日120%の力で練習に取り組んだと思う人は手を挙げて」と。
すると、長男sayのみが手を挙げたとのこと。
コーチは、「そうだね。長男sayは120% の力で練習に取り組めている」と言ってくれたそうだ。
 
うんうん。ちゃんと見てくれている人はいるからね。アピールのためにやっている訳じゃないけど、結果としてアピールとなっている。
これを続ければ、Aチームに入れるかもね。
 
周りに良い影響を与える選手は貴重だから。そして、将来を見据えて育ててあげようと思ってもらえるもんだから。
 
いい時は、何も言わず見守っておこうと思う。果報は寝て待てだ。