長女cherryの学習習慣をつけることを目的にはじめた、長女cherry(小4)、長男say(小2)、tokotonpapaの3人による毎朝30分程度の英語の学習。
2019年の4月頃から始めたので、約1年が経過しました。
今回は、スタートしたばかりの頃の学習メニューを振り返ります。
(英語の朝学に至った経緯は、過去の記事をご覧ください)
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(1)アルファベットからのスタート
毎朝、6時30分頃に起床し、顔を洗って、お水を1杯飲んで少し目が冷めたら、英語のCDをかける。子供達は、あくびをしながら、1曲口ずさむ。それが、我が家の英語学習のいつもの始まり(ルーティン)です。
英語の学習を始めたのが、長女cherryが小学4年生、長男sayが小学2年生になったばかりの頃で、長男sayは、アルファベットを全く知らない状況でしたので、この頃は、A~Zまでリズムにのって覚えるアルファベットの歌をかけていました。
1曲歌い終わったら、テキストに従って1日数個程度ずつ、アルファベットを発音しながら書き取り、覚えていく。「アルファベットからか~(笑)💦」と先が見えない感じがありましたが、焦らず少しずつ進めていきました。
使ったテキストは、以下のものです(アルファベットの単元のみを使用)。
https://www.obunsha.co.jp/service/eigoren/sound/stream.html
なお、アルファベットを覚えたばかりの頃に発音記号を教えると混乱しそうだったので、迷ったのですが、発音記号には触れず、音の理解は、フォニックスに頼りました。
(2)フォニックスをやってみる
上記のアルファベットを覚えることと並行して進めたのが、フォニックス。フォニックスとは、tokotonpapaも、この朝学を始めるにあたって学習メニューを調べるまで知らなかったのですが、発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法で、もともと英語圏の子どもたちに読み書きを教えるために開発されたものとのことです。
アルファベット毎やアルファベット2~3つの固まり(「ph,ea,ear等」)の発音を先に学ぶことで、知らない単語でも、耳で聞いただけでスペリングがわかり、正しく書くことができるようになるとの触れ込みでした。
我が子達での成果で言うと、上記のレベルまでとは言い切れませんが、以下の4冊のテキストを使って繰り返しトレーニングをしたところ、知らない単語でも、音の足し算によって、ある程度読めるというレベルにはなったと思います。
(音の足し算とは、例えばbagなら、構成するアルファベットである b⇒「バッ」 a⇒「ェア」 g⇒「グッ」という音を足していくことで、単語全体の発音をすること)
https://www.mpi-j.co.jp/c/item/1639/
実践した結果、発音記号を覚えるのはちょっと・・・という小さなお子さんに対しては、やっていた方が良いコンテンツだと思いました。
(3)英会話の基礎固め
どうせ英語の勉強をするのであれば、長女cherryには、将来、海外のバレエスクールへ留学した際などに大きなビハインドとならない程度の英会話力をつけてもらいたいと思いましたので、我が家の朝学では、我々世代のリーディング中心の英語学習ではなく、会話(リスニングとスピーキング)中心のトレーニングをするよう心掛けています。
とは言え、我々夫婦には、四六時中、子供たちに英語で話しかけてあげる英語力もありませんので、まずは基礎固めということで、以下のテキストを使ってトレーニングをはじめました。
https://hon.gakken.jp/book/1130424500
(何気なく、本屋で同種のテキストの中で良さそうなものを選んだだけなのですが、長女cherryから「パパは陰山先生のばかり買ってくるね」って言われて、ビックリ。確かに陰山先生監修のテキストでした。英語以外にも、何のフィルターもなく選んだ漢字、算数のテキストも陰山先生のものでしたので、「私の目は確かだ(笑)」とちょっとうれしかったことを覚えています。)
このテキストは、我が家は、利用しませんでしたが、外国人講師によるオンラインレッスンにも対応しています。
(4)大事にしたこと
トレーニング(私は英会話は学習ではなくトレーニングと考えていますのでこの言い方をしています)で大事にしたことは、CDを使って徹底的に聞くこと。会話文に出てくる単語が分からなくても、まずはテキストを見ずに、何度も何度も繰り返して音を当てるトレーニングを実践しました。
すると、凄いもんですね、子供の耳は。単語を知らなくても、音をキャッチできる。
音をキャッチをした後に、スペルを見ながらすらすら言えるまでリピートする。
そのやり方を1年継続した今では、私が、何年もかかったリスニング力と遜色ないレベルになっています。(ある程度効率的なやり方をしてあげているとは言え、実際、ちょっと悔しいくらいです(笑))
もう一つ大事にしたことは、繰り返し復習すること。1冊全て終わっても、2回目、3回目と繰り返す。1冊を通すのに期間がかかるものは、1テーマが終わったら、復習をしてから新しいテーマに移るように。人間の記憶は忘れやすいものですから、記憶が定着するまで繰り返しやるしかありません。
ちなみに、tokotonpapaが、新しいテキストに移る目安としているのは、以下の2点です。
・8~9割くらい記憶が定着したなと思ったタイミング
・再度復習するより新しいテキストをやる方が効果が高いと判断した場合
そんな感じで、半年間続けたくらいでしょうか。 上記のテキストを全てやり終え、少し英語を勉強しているっていう感じになってきましたので、次のステップに移っても良い頃かなという思いになってきました。
それが、英検へのチャレンジです。何となく学習しているだけでなく、何か目で見える形で成果が分かる、自信となるものがあった方が張り合いも出るだろうと。
(次回は、英検5級の勉強方法を振り返ります。)
【教訓20】
- 学習に入るためのルーティンをつくることがお奨め。(我が家は、1杯の水を飲むことと1曲歌うことをルーティンとしています。)
- 英語の発音の基礎は、フォニックス が効果的。
- リーディング中心の英語学習ではなく、会話(リスニングとスピーキング)中心のトレーニングをするべし。
- 徹底的に聞くこと、繰り返し復習することを大事にする。
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新しいテキストに移る目安は、8~9割くらい記憶が定着したなと思ったタイミングか再度復習するより新しいテキストをやる方が効果が高いと判断した場合。
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