充実の夏休みを過ごし、心技体ともに一回り成長した長男say(当時小学2年生)。
秋からの公式戦シーズンにそんな良い状態で突入し、長男sayおよび我が少年団は目を見張るような活躍を見せてくれました。
(夏休みの様子は過去の記事をご覧ください。)
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■ゴールを量産
小学2年生の秋頃から、目に見えた変化として窺えたことが、急に試合で得点が取れるようになったことです。それまでは、たまに見れるかなというご褒美シーンだったのですが、毎回取るのが当たり前、今日は何点取れるかなくらいな感じになっていました。
それは、少年団、サッカースクールとも同じ状況で、スクールでは試合で得点した選手の名前をHPに掲載してくれるのですが、毎回名前が刻まれるように。
(それまでは、全く得点がとれず、いつになったら・・・と心配していた程だったのですが。)
そうなると親としては、今まで以上に試合の日が楽しみになりますよね(笑)。長男sayの試合を応援に行くのが生き甲斐になり、試合がない週末は物足りなくなってしまうくらい。レベルはかけ離れているのですが、Jリーグの御贔屓のチームの試合より、メッシが出場しているリーガエスパニョーラの試合よりも、思い入れのある長男sayのチームの試合の方が断然面白く感じてしまうのは面白いものです。
それでは、何故、長男sayは急にゴールを量産できるようになったのか。
tokotonpapaは、その理由は、長男sayのサッカーの実力が全体的に上がったということもあると思うのですが、以下の2つの理由も大きいと感じました。
■チーム内の役割意識
1つ目が、チーム内に役割意識が芽生えはじめたことです。
我が少年団チームでは、試合においても子供たちの自主性や自由な発想を重んじたく、(出場メンバーだけを決めて)ポジションまでは指示してきませんでしたが、小学2年生秋頃になると、子供達が自分の得意なことや全体バランスを考えて自然とそれぞれの役割を果たすようになりました。
それまでも、攻撃型の選手、守備型の選手くらいの特徴はあったのですが、この頃になると、ゲームメーカーや、相手のエースキラーなどMF的な役割を演じる子まで出てくる状況に。(団子サッカーからの脱却です。)
その中、長男sayは、自らの意思でトップ(FW)の位置を陣取っていましたので、そうなると、当然、相手ゴールに近いうえ、MFの役割をする子がゴールを取るお膳立てをしてくれるので、点が取りやすい状況になったのでした。
(体が小さく足もそれほど速くない長男sayは、MFタイプとして生き残っていくものと予想していましたので、トップを希望したことは少し驚きがありました。)
■点の取り方を覚える
2つ目が、長男sayが点の取り方を覚えたことです。
もともと、ドリブルが得意で何人か抜いてからのシュートで決めることはできましたが、トップの位置を多く経験することで、どこで待っていたらシュートが決め易いかが分かるようになったのでしょう、スルーパスへの反応やセンタリングからのボレーシュートなど他の点を取る形を持つようになりました。
また、私も感心したことが、ゴールを平面ではなく立体的に捉えてシュートを打っていたことです。低学年時代のゴールキーパーは背が低いため、高めのシュートが入りやすいのですが、誰も教えてもいないのに、直感的にそれを理解してあえて浮かしたタマを打っていたのです。(この当時は、周りの子はこれがあまり出来ていませんでした。)
その光景を見て、親バカながら、この子は、身体能力が突出していない分、こういったサッカーインテリジェンスで勝負していくタイプなんだなと思った次第です。
このように、実力とタイミングが相まって、急に得点を取るというストロングポイントをもつ選手になった長男say。
そうすると、チームにも好影響をもたらし、公式戦でも勝ち続けるように。
我が少年団は、ベストメンバーで臨めば、近隣地域では負け知らずのチームへと変貌していったのでした。
そのような中、迎えた市内のトップチームを決めるトーナメント戦。我々コーチ陣も胸が高鳴りました。次回は、その様子を振り返ります。
【教訓19】
- 急に点が取れるようになるなど、子供の能力は、一気に覚醒する。
- 我が子の試合(頑張る姿)は、人生の何よりもの楽しみとなる。(人生が豊かになるので、そこまで思い入れを持てるよう関与することをお奨めします)
- 低学年の子供達でも、自身自分の得意なことや全体バランスを考えて自然とそれぞれの役割を果たすようになる。
- 役割りを理解すれば、ポジショ二ングを強制しなくても自然と団子サッカーから脱却していく。
- トップの位置を多く経験することで、自分なりの点を取る形を覚えていく。
- ゴールは平面ではなく立体的に捉える。
- 身体能力、技術、サッカーインテリジェンスなど、 その子によって勝負していくストロングポイントは違う。
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