子供たちの夢を真剣にサポートする父親ブログ

子供たちの夢の実現に向けて、サッカー、英語、バレエ、学業などを真剣にサポートしている父親の記録です。

「ブロックトレセン」長男sayの成長記録72(2023.9)

長男say(小学6年生) はこれまで地区のトレセンに選ばれていましたが「ブロックトレセン」というものに推薦していただき、先日その練習会に参加してきました。
(地区トレセンの様子は、過去の記事をご覧ください)
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tokotonpapa.hatenablog.com

 


 
(1)ブロックトレセンとは
練習会でスタッフの方から聞くと、ブロックトレセンとは以下のようなものらしい。
トレセンと地区トレセンの間の受け皿で、我が県では3つのブロックに分かれ活動。
具体的には、県トレセンに入れなかった選手や直近で急激に伸びてくる選手をピックアップし育成する場とのこと。
ここで評価されると県トレ選考会に声がかかるようだ。
 
春先に訪れた島流し戦力外通告)の危機を乗り越えるべく努力してきたことが、このようなご褒美として返って来るとは思わなかった。「努力は必ず報われる」とはよく言ったものだなと。良かったね、長男say。
 
 
(2)練習会の様子
5つの地区トレから上位5名ずつくらい選ばれてきているので、選手のレベルはもちろん低くはありません。
身体は長男sayよりも全員大きくスピードもあるし、技術的にも下手な子は誰一人いない。
一見、どの子も長男sayよりも能力が高かそうに見える。1対1の勝負をしたら、フィジカルの差で大概負けるんじゃないかな。
でも、ゲームとなると、不思議なことに長男sayが際立って上手く見えた。
 
親バカもあるんだと思うのですが、トレセンコーチ陣が長男say のプレーを見て「この子いいね」と話しているのが聞こえてきていたし、本人も「俺が一番上手かった」と言っていたので、そんなに外れていないとも思います。
 
ちゃんとサッカーをしているという言い方がいいのかな。
高いレベルでボールをコントロールできている、そのうえで、自分本位ではなく味方や相手との関係性の中でプレーを選択しているんですね。だから1プレー1プレーの質が良い。
時より「こいつ遊んでいるな(笑)」と思わせるような相手を手玉に取ったプレーが繰り広げられ、見ていて面白い。
 
ブロックトレセンレベルでも、長男sayは「ちゃんとサッカーが出来る力」という面では結構高いんだなぁと認識できました。
 
 
(3)プレースタイルを形作るもの
それでは「長男sayが、ちゃんとサッカーが出来るようになったのは何が要因だったのだろうか」と考えていた。
・身体的特徴:体が小さくスピードもない
・技術的特徴:利き足中心のトレーニングによりボールコントロール技術に長けている
・育成環境:フットサルチームで判断のトレーニングを人一倍積んできた。現チームもドリブルに偏ることなく良い判断を重視する指導である
・生活環境:サッカーの試合をたくさん観る環境で育った

どれか1つということではなく、上記のようないくつもの要素が合わさって今の長男sayのサッカ ースタイルを形作っているように感じる。(身体が小さくスピードもない選手が生き残るためには、これを磨くしか選択肢しかなかったとも言えるのですが)
 
 
ライオン、クジラ、鷹、サル・・・ 生き残りをかけて生物も色々な方向に進化していくように、サッカー選手も本人の特徴、環境、目指す選手像によって進化の道はいくつもあって、自分の道を選択していくのかも知れないですね。
 
長男sayが歩んでいるこの道の先に何が待っているのかな。楽しみでしょうがありません。