先月から、 少年団チームを辞めて隣街のクラブチームに移籍した長男say( 小学5年生)。
週末ごとに少年団チームではなかなか対戦できなかった強豪チーム とのトレーニングマッチをたくさん組んでもらい、わくわくする試合経験を重ねています。少数精鋭のチームということもあり、有難いことに早速F Wを任してもらっているようです。
(移籍の様子は、過去の記事をご覧ください)
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新チームに入ってからというもの、息子はもちろんのこと、 私も試合観戦がとにかく楽しく、ストレスが極端に少ない。今回は、この要因は何かを考えながら、 移籍後1か月の様子を振りえってみたいと思います。
(1)個人パフォーマンス
これまで在籍していた少年団チームでは、 長男sayと親友Nの2名は、その他のメンバーと技術レベルや意欲の点でかなり差のある状態でした。ですので、練習はどうしても大多数のレベルに合わせたメニューが主体となるため物足りなさを感じてしまいますし、特に、試合では、 自分たちの思い描いているプレーが出来ないことが多く、 ヤキモキばかり。
(パスを出したらトラップミス。 ワンツーをしたくてもその意図さえ理解してもらえないなど)
それでも、勝ちたいので自分でボールを奪い、ドリブル突破して、 シュートを決める。すると、勝ち試合(※弱小チームばかり)は、 長男sayの独壇場となることがほとんどです。親としては、 息子の個人パフォーマンスを楽しめる面はうれしいものの、 強豪チームであれば同学年でもみせているサッカーとは質が違いすぎて、「 このままこのレベルでやっていて成長できるのだろうか」と悩む。
一方、負け試合では、 何とか自分で打開してやろうと意識するあまり、 長男sayのボールの持ちすぎ、強引なプレーが悪目立ちしてしまう。
いい意味でも悪い意味でも、 個人パフォーマンスが目立ち過ぎる状態で、 ストレスを感じることが多かったのが事実でした。
(2)これがサッカー
それが、新チームに移籍してからは、ワンタッチ、 ツータッチで素早くボールをさばき、判断良く周りの選手を使うプレースタイルに変貌。レベルの高いメンバーと、 ボール介をしたコミュニケーションを楽しんでいるように見えるほ ど。
先日の試合では、チームの1ピースとして、 仲間と連携してゴールを目指す、ゴールを守る様子を見て、「 ああ、これがサッカーだよな」としみじみと感じてしまいました。
溌剌とプレーしている長男sayの姿、 敵味方ともにレベルの高いこの環境であれば絶対成長するとの予感から、ストレスは皆無。
「一緒にサッカーをする仲間=所属するチームは大切なんだな」 と深い納得を得ることになりました。
(少年団チームでのボールの持ちすぎ、強引なプレーは、 状況を把握する(認知)、良い判断をする(判断)というスキルが足らなかったのではなく、あえてしなかったんだなと理解)
移籍後1ケ月ですが、 長男sayもチームメイトともすっかり馴染んで、 昔からここにいるかのようです。コーチからも「今の時点でいいものを持っているので、教え甲斐がある」と言ってもらい、早速、先発ポジションも与えてもらっています。
練習も試合も満足すぎる内容で、 本当にいいチームに入ることができたとの感想。移籍は、慣れや試合出場の面で難しいものだと思っていましたが、 時にはハッピーになれることもあるようです。
長男say、いいチームに入れて良かったね。 こんな幸運はなかなか無いことだと思うので、皆に感謝し、 勝利に貢献するプレーで恩返ししてくださいね。
P.S. 長男sayより少し前に、超強豪チームに移籍した親友Nは、選手層の分厚い壁に阻まれ試合になかなか出れていないと聞いています。頑張れN! 長男sayと親友Nの元チームメイト対決を早く観たいな。
【教訓62】
- 自分のレベルにあったチーム選びは大切。
- 移籍は、慣れや試合出場の面で難しい一面もあるが、適切なチームを選べば、時にはハッピーになれることもある。