新年の初試合で１ランクレベルアップした長男say（小学5年生） の姿が確認できました。
特にレベルアップを感じた点は、一言でいうと「ボールロストしなくなった」こと。
長男sayのポジションはトップ（FW）なので、 ポストプレーが重要な役割の１つなのですが、これまでは、トラップミスや判断ミスでボールを失うことも少なからず見られました。その度に心の中で「何やってんねん」と腹立てていたのですが、この日は競り合いの中でも、浮き球の難しいパスでもピタッと足元に収める、また、ドロップ、フリック、ターン、キープなど状況に応じて良い判断をし、チャンスを作っていく。つい「ウマっ」って声が漏れるほど。
「つい２週間前までは（クリスマスにあったTMでは） ここまで出来ていなかったのに」と驚くばかりの変化でした。
本当に子どもの成長は、 ある日突然に劇的な変化が見えるので面白いものです。
（過去の急成長に関する記事は、以下をご覧ください）
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（１）課題設定
昨年最後の試合は、クリスマスの日に行われた強豪チームとのTM 。そこで見えた課題は、ポストプレーの質の向上とスピードアップの２点、と親子で確認。
長男sayはチーム一のチビですので、相手センターバックとのフィジカル勝負は全く勝負にならず、ポストプレーは相手との駆け引きや状況判断の良さ、それを支える高い技術で相手を圧倒するレベルまで引き上げようと。
また、スピードはトップの選手の必須要素ですので、スプリント力そのものに加えて、予測、反応、瞬発力の強化も常に必要です。
（２）冬休みのトレーニング内容
ポストプレーの練習として取り組んだことは３つ。１つ目は20〜30mの対面パスの精度向上。具体的にはインステップの早いグラウンダーと、各種の浮き球のパスを利き足インサイド、アウトサイド、もも、胸、頭でしっかりと自分のボールとして収める練習です。
２つ目はリフティング練習。利き足インステップ200回→インサイド20→アウトサイド20→もも20→インステップ＋もも20→インステップ＋胸20→頭20→インステップ＋頭20→チョンリフ200を落とさないよう続けて実施。失敗すれば失敗した種目を1から再スタートします。１度も落とさなければすぐに終わりますし、後半になるとプレッシャーもかかってきてなかなか面白いのでおすすめです。
３つ目はポストプレーのパターンを興梠選手のYouTubeをみて整理し、状況に応じて使い分ける練習をしました。大迫選手ではなく興梠選手としたのは小さな選手でもちゃんとポストプレーはできるということを納得してもらいたかったからです。
興梠選手は本当に上手いですよ。
また、スピードトレーニングとしては、スプリントフォームの確立、スタートダッシュ、10m、30m走、階段ダッシュを中心に取り組みました。
できるだけ一緒に取り組みましたが階段ダッシュはしんどいですが、効き目ありそうですね。
（３）成長の姿
上記のトレーニングを冬休みの約2週間続け、迎えた新年1発目のTM。いつも試合を観戦してくれているチームメイトのお父さんから、有り難い言葉をかけて貰いました。「say君、スピードが上がりましたね。特に、初速が」と。他人からみても分かるくらいの効果があったんだ〜と嬉しくなりましたね。
また、私からはトラップの精度が更に上がったので、すぐに顔を上げれる。そのおかげで焦らず判断するので間違いやミスが少なくなったように感じました。またスピードが上がっているので相手との勝負でも負けなくなっていたのでしょう。
余裕が成功を生み、成功が自信を生む。試合の中でどんどん良くなっていく感じでした。
冬休み、春休み、ゴールデンウィーク、夏休みと長期休暇は、ポイント強化の絶好のタイミングです。
皆さんも、試合で見えてきた課題の中で、今、1番強化しなくてはならないポイントを親子で話あって、一緒に練習をしてみては如何でしょうか。驚くような変化を感じることができるはずです。
Ｐ.Ｓ.
トップの長男sayのレベルが上がったため、チームとしての完成度がグッと上がったようです。そのおかげかライバルチームにも何とか競り勝ち、市の大会を優勝することが出来ました。次は県大会。
これからどんなレベルの高い戦いが待っているか楽しみです。
【教訓６８】
・長期休暇は、ポイント強化の絶好のタイミング。今一番強化すべきポイントを親子で話あって、一緒に練習を続けると、休みあけに驚くような変化を感じる。
・余裕が成功を生み、成功が自信を生む。試合の中でどんどん良くなっていく。
