子供たちの夢を真剣にサポートする父親ブログ

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「どちらが育成環境として良いか」長男sayサッカー成長の振り返り49(2022.12)

あけましておめでとうございます。

 

さて、新年1発目の投稿は、「超強豪のBチームと身の丈チームのレギュラー、 果たしてどちらが伸びるのか」についての考察。

皆さんはどう思われますか?

年末に、元チームメイト対決という形で体感してきましたので、私の感想をご紹介します。
 


(1)元チームメイトの移籍先
昨年、長男say(小学5年生) が所属していた少年団から3名が、 更なるレベルアップを目指しクラブチームへ移籍していきました。1人が全国優勝を果たしたことのある超強豪チームに移籍した親友N。
残り二人が、県大会出場レベルのクラブチームに移籍した長男sayと、その後を追って移籍してきた相棒Aです。

 

チームレベルとしては当然、超強豪チームの方が格上ですが、超強豪チームには野心のある選手が数多く集まるため、今のところ親友NはBチーム中心となってしまっているとのこと。

一方、長男sayのチームは、Bチームを作るほど人数がいる(またスーパー君がいる)訳ではありませんが、レギュラー陣は全員地区トレ合格者で、皆が意識高く上を目指しているような環境です。

 

先日、そのような2チーム(長男sayのチームと超強豪Bチーム)がトレーニングマッチで顔を合わせました。

超強豪のBチームの強化のため、適当なレベルのチームとして長男sayのチームが招待された形です。

 

(2)対照的な育成環境

試合結果としては、予想に反して3ー2で長男sayチームの勝利。長男sayは気負い過ぎたのか、ミスが目立つ内容でしたが、終了間際に1得点をあげ何とか元チームメイト対決で面目を保てたといったところでした。

 

結果よりも印象に残ったことは両チームの対照的な育成環境について。

超強豪Bチームは、能力の高い子が揃っていましたが、個人の集まりと言った感じで、チームとしての一体感はありませんでした。コーチ自体がBチームとしてチーム力をあげようとしている様子が見られなかった(ミーティングもせず、放任状態?自主性を重視?)のもありましたが、メンバーがライバル関係でAチームに上がるための踏み台くらいにしか思ってないのか、仲間意識が感じられない不思議な雰囲気でした。

それと比較すると、長男sayチームは、試合前後にミーティングを重ね、戦術の浸透や個人の改善点を確認しあっており、チームとして成長しようとしているのが浮かび上がるものでした。

 

 

(3)どちらが伸びるのか

超強豪のBチームの親友Nは、残念ながら、この試合を見る限りでは、順調な成長を遂げているようには感じられませんでした。

おそらく、移籍をしてからAチームに上がることを目指して自分のためだけに努力をしてきたから。それも、コーチから適切なフィードバックがない中で。

私は経験上、チームの勝利のためにとか、チームの足をひっばらないように、自分の足りないものを何とか身につけようともがいている時、効果的に成長するような気がしています。仲間のためにもという意識が集中力を高め1つ1つの練習の効果をあげるのでしょう。

 

長男sayのチームは、個人の能力は、超強豪チームに比べるとまだまだだと思いますが、メンバー皆が家族のように仲が良く信頼し、皆で県大会出場を目指して努力をしている。

このようなチームは強くなる気がしてなりません。

 

「超強豪のBチームと身の丈チームのレギュラー、 果たしてどちらが伸びるのか」の問いは、チーム状況によって一概に言えるものでないかも知れませんが、チームに愛着があり、個人だけでなくチームのために努力をしている環境の方が伸びるとだけは言えそうです(確率的には身の丈チームのレギュラー方がそのような環境になりやすいかな)。

 

 

もちろん、超強豪チームの場合、Aチームにあがれば素晴らしい環境が待っているかも知れない。親友には早くAチームに上がること願わざるを得ません。

 

二人が更に成長し再戦を果たす時、どのような考えが湧き上がってくるのか楽しみにしています。

 

 

 

【教訓67】 

チームに愛着があり、個人だけでなくチームのために努力するという意識が成長を高める。