J下部の選抜スクール(新小4)のセレクションに落選した長男say(9歳)。
更なる”サッカー”の成長を求めて、我々親子が下した決断は、サッカースクールをやめて「フットサルチーム」に加入することでした。
(J下部選抜スクールのセレクションの様子は、過去の記事をご覧ください。)
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(1)フットサルチームを探し始めたきっかけ
長男sayは、小学1年生からサッカーをはじめ、小学3年生までの間、平日はサッカースクールで、土日は少年団でサッカーに熱中していました。
そのおかげもあり、学年でも最も体の小さな部類に入る子ですが、持ち前のサッカー好きも相まって、それなりに成長を続けていました。
(レベルで言えば、少年団の中ではそこそこ上手い子(決してスーパーな子ではない)というレベルでしょうか)
ですので、それまでの環境に大きな不満があった訳ではないのですが、彼がリベンジを果たしたいと思っているJ下部選抜スクールに合格するレベルに達するのは、このままではまず無理だろうと想像がつきましたので、より良い育成環境を考えてあげなくては、との思いもありました。
(まぁ、正直に言うと早生まれで身体の小さなsayはジュニア時代に目立つ存在になるのは難しいと分かっているので、そういった目標を持って取り組んでくれれば、それでヨシと思っていますが。)
強豪サッカーチームへ移籍することもより良い環境の選択肢の一つですが、所属する少年団は私がコーチを務めていましたし、何よりも長男sayが大好きなチームだったので移籍は全く頭に無く、そこで私が目を付けたのがフットサルチームへの加入でした。(サッカーチームは1つしか所属できませんが、サッカーとフットサルは別競技なので、どちらのチームにも所属できます。)
そういった思いから、自宅から通えるフットサルチームを調べつくすことに。
(2)息子の成長を託すチーム
お隣の市の全国上位レベルのフットサルチームや大都市にあるFリーグの下部組織など、気になるところは一通り体験レッスンをお願いしました。そして、最終的に決断したチームは、なんと・・・いつもサッカースクールで練習しているグラウンドで一緒に練習していたご近所のチーム(いつも目に入っていたはずなのですが、探し始めるまでフットサルチームとの認識もなかったので、びっくりしました)。
何が決断の理由になったかと言えば、元Jリーガーで引退されてからは長らくFリーグでも活躍された代表が直接指導いただけること、そして、サッカー上達のためにフットサルをやりたいという私たち親子の思いに共感してくれた点でした。
(フットサルチームを運営されている方に対しては失礼に当たるかもと思いましたが、本心を言っておかないと後でトラブルになるかもと思いましたので、正直に伝えておきました)
そして、この人なら、”これまで手塩にかけて育ててきた(笑)息子の成長を託すことができる”と思うことができたので、サッカーが上手くなるために、サッカースクールをやめてフットサルを始めるという、ある意味トンチンカンなことをやる覚悟が固まりました。(これまでお世話になったサッカースクールの隣で活動しているチームに移るので心理的なハードルも高かったです)
お世話になったスクールのコーチに感謝を申し上げ、しっかりと仁義をきった上で、新4年生のタイミングからフットサルチームに移籍。本格的に練習に参加してみると、さすがに元プロコーチなので要求水準は高く、厳しい指導が繰り広げられ、ついてこれる子だけが残っていくという感じなので人数は少ないが、一人一人のレベルは高く育成環境としてはばっちりでした(特に一学年上の代は県大会に出場するハイレベルな子が揃っていました)
平日週4日の練習に加えて、土日のTMも結構な頻度で組んでくれるのも魅力的な要因でした。試合を沢山やらないとやっぱり上手くならないですからね。
(3)フットサルの有効性
サッカーのためのフットサルという考え方に対しては、サッカーとフットサルの両方をそれなりにやられた方なら共感をされる方も多いかと思いますが、週に1~2度程度、カンフル剤的に取り入れるのではなく、少年団の活動以外、がっつりとフットサルに浸かるという決断は、私もかなりビビりながらの決断でした。
それは、サッカーとフットサルは、似てると言えど別競技であるため、フットサル特有のテクニックや思考が、サッカーに悪影響が出るのではという心配です。
同じ心配をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
私もその点については常に留意して見守ってきたのですが、これまで約半年間、サッカーとフットサルを同時にやってきた長男sayの成長の姿(これまでの成長の速度とは全く違う次元)を見て、おそらく杞憂に終わるだろう、正確には、足裏トラップなど独特の癖はつくものの、フットサルをやることはそれ以上のメリットが大きいという考えに、現時点では至っています。
次回続く。
【教訓48】
- サッカーチームは1つしか所属できないが、サッカーとフットサルは別競技なので、どちらのチームにも所属できる。
- チームに加入する際は、この人なら、”息子の成長を託すことができる”と思えるコーチのいるところ。
- スクールを移籍する際は、お世話になったスクールの関係者に感謝を申し上げ、しっかりと仁義を切る(また、お世話になる可能性あり)。
- サッカー上達のためにフットサルは有効。
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