長男say(10歳)が所属するフットサルチームの調子が、初タイトル獲得以降、グングン上がってきているのを感じます。やはり、自信がチームを強くするということでしょう。
(フットサルチームの初タイトルの様子は、過去の記事をご覧ください)
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この日は、今年から新たに参戦した地域リーグ(U11)の最終節。リーグ戦上位3チームが総当たりで最終順位を決めるクライマックスシリーズでした。長男sayのチームはここまで2位。
1戦目は3位チームとの対戦でした。
前半は1−1と痺れる接戦でしたが、後半の終盤に長男sayが得点を上げたところで勝負あり。最終スコア3−1で勝利でした。
この日は長男sayチームのゴレイロ(GK)が素晴らしかった。堅実なシュートブロック、つなぎ役もこなすの足元、ここぞというところで攻撃にも参加する判断の良さが勝利を手繰り寄せました。長男sayのゴールも、好機を見極めGK自身が持ち上がり、相手ディフェンダーを引きつけ右アラ(MF)へパス。その折り返しをピヴォ(FW)の長男sayがセグンド(ファーサイド)に詰めてのゴール。
足元のあるゴレイロ(GK)がいるとチーム力が大きく上がります。
普段はフィールドプレーヤーとして練習している甲斐がありましたね。
2戦目は1位チームと対決。事実上の決勝戦です。
長男sayのチームは、普段フットサルらしく自陣から丁寧にボールを繋ぐ戦い方をするチームですが、勝利のかかったこの一戦では、リスクのあるボール回しを極力避け、激しい守備からの速攻とデザインされたセットプレーによる得点を狙う戦い方にシフトチェンジしていました。
結果は前半に1-0でリードをされましたが、すぐさまサイドラインからのキックインの流れで同点に追いつく。
きっかけは、長男sayの守備から。身長が20cmはゆうに高い相手へプレッシャーをかけ体を張ってサイドラインに追い出す。そのキックインのボールを、長男sayが憧れる1つ上の選手が、巧みな連携からミドルシュートを放つ。そしてゴール。
ゴール後、長男sayがその憧れの先輩とハイタッチをして、ガッツポーズをする姿をみて、『ブルっと』震えるような感覚になりました。(スラムダンクの安西先生の気持ち(笑))
(一見何ともない守備。私以外誰も覚えてもいないプレーでしょうが、私にはあのシーンが心に刻まれました。でかい相手に怯まず、闘った証ですから。いっつも、でかい相手に力負けをして、悔しい思いをし、悩み苦しんでいるのを見てますからね。直ぐには解決しない問題だけど、こうやって1つ1つ積み上げていくしかない。頑張れsay!)
勝敗は、そのまま1-1で引き分けドロー。
しかし1位チームは、長男sayのチームが勝利した3位と引き分けていたため、最終順位が1位となりました。今期2冠目の快挙。良くやりました。
最後に表彰式で、優勝トロフィーを掲げている姿がとても誇らしかったよ。チームの子供達、最高の週末をありがとう。
P.S.
試合後、長男sayのチームが勝負強くなったな〜と感慨深く感じていたのですが、改めてこのブログを通してその源泉を考えてみると、タイトルを取った自信と勝負どころでの戦い方の巧みさが関係してきているのだろうなと、思いました。
【教訓55】
- 足元のあるゴレイロ(GK)がいるとチーム力が大きく上がる。GKも足元を磨くべし。
- 勝負強さの源は、自分達は勝てると思える自信と状況に応じた戦い方ができる巧みさ。
- 勝利のかかったこの一戦では、リスクのあるボール回しを極力避け、激しい守備からの速攻やセットプレーによる得点を狙う戦い方にシフトチェンジするなど、試合運びの巧みさも必要。