子供たちの夢を真剣にサポートする父親ブログ

子供たちの夢の実現に向けて、サッカー、英語、バレエ、学業などを真剣にサポートしている父親の記録です。

「フットサルチームに加入③長男sayサッカー成長の振り返り31 (2021.4~10)

長男sayの成長を託せるコーチに出会い、約半年間フットサルにがっつりと浸かった息子の成長をみてきた実体験から、現在では、フットサルはサッカー成長のために非常に有効な手段だと確信するようになった私。しかしながら、ただフットサルをやれば皆が同じように成長するとも思わない、と記載しました。

そこで、今回は、サッカーのためにフットサルを取り入れる際の留意点について書いてみたいと思います。

 

フットサルを取り入れる効果については、過去の記事をご覧ください。)

   ↓   ↓   

tokotonpapa.hatenablog.com

 

 

(1)フットサル特有の技術や思考があることを理解する

プロのサッカー選手(海外含む)が、サッカーの試合中でも足裏トラップをしているシーンを見かけることはありませんか(私は気にしているせいかよく見かけます)。

そんな時、フットサルを本格的にやっていると必ず足裏トラップの癖がつくので、この選手は、フットサルをやっていたんだなって思ってみています。

 

もちろん、長男sayもフットサルにがっつりと浸かっているので、このような癖がついたのですが、少年団の練習中に足裏トラップをすると決まって、他のコーチから「そのトラップはダメ」と指導されます(チームで一番インサイドトラップが上手いのですが)。

理由は、フットサルボールと違い跳ねるサッカーボールではトラップミスにつながるからとの理由です。確かにその理由はおっしゃる通りなのですが、だからと言って全てのシーンで禁止することは、それは選手の選択肢を減らすことになるのでは、と最近考えるようになっています。

 

足裏トラップの効果は、狭い局面でもボールがしっかりと収まること、そして足裏にボールがあるため安心して顔をあげ周りを見れることです。ですので、跳ねるリスクという1点だけを捉えて、このような効果を手放すのではなく、ボールの状態や局面によって、トラップのやり方も使い分けるというのが理想なのではと思っています。(その代わり、当然インサイドトラップをできるようにする)。

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ですので、長男sayには、足裏トラップ、トーキックや旋回の動きなど、フットサル特有(フットサルでは多用する)のテクニックや思考が存在することをまずは理解すること。そして、どちらもできた上で、自分の判断で使い分けれるようになることが重要なので、禁止という選択肢を狭めるような指導があった場合は、気にせず受け流しておくように言っています。

 

 

(2)常にサッカーに落とし込む意識を持つ

次に、フットサルで身に着けたテクニックや思考をサッカーに活かすという意識を常に持つように言い続けています。

具体的には、このテクニックや動きは、サッカーのどのシーンで使えるのか、サッカーの場合であれば、他に何を気をつければよいかなどを考え、イメージするということです。

ですので、フットサルとサッカーは同時進行でやるのが効果的だと思います。

 

そのおかげか、長男sayのプレーは、サッカーがベースとなりながら、フットサルの良い部分を取り入れたスタイルとなってきており、他の子と少し違う個性が感じられるようになってきました。

(先日、トレセンの練習会に行ってきた際、ドリブル中心の強豪チームの子は、やっぱりそのチームの個性を纏ったプレーをしていたので、練習方法でプレースタイルはつくられていくと思います)。

 

長男sayには、フットサル仕込みのプレーや判断の良さが武器と言えるようになるまで極めてもらいたいところです。

 

(3)フットサルでは磨きにくい技術を自主トレで補う

これまで記載してきた通り、フットサルはサッカーに活きる有効な手段だと思いますが、フットサルだけでは磨きにくいスキルがあるのも事実です(フットサルはやっぱりサッカーの一部分ということ)。

例えば、サッカーのサイドの選手が逆サイドに展開する大きなロングパス、それを捉える広い視野。サッカーの大ゴールの4スミを狙ったシュート感覚、広いスペースを利用した突破など。

 

ですので、時間がある時は、自主練でそれらの磨きにくいテクニックや視野を意識して鍛えるようにしています。

インサイドトラップの反復練習、ロングパス交換(私がインステップ、インフロント、アウトサイドでけり分けてトラップ)、大ゴールを意識したシュート練習、1vs1などがよくやるメニューです。

 

 

さて、3回に渡ってサッカーのためにフットサルを取り入れるメリット、その際の留意点を私なりの解釈で記載しましたが、いかがでしたでしょうか。

 

私の幼少期は、フットサルなんて簡単に出来るものではなかったですが、今は、Fリーグが創設されフットサルを取り入れる下地ができてきている時代です。

日本サッカーが世界に追いつく1つの手段が、ホンモノのフットサルにもっと触れることなのかも知れないという思いもあり、くどくどと記載をしてしまいました。

日本の子供達のレベルアップの一助に繋がれば幸いです。

 

※私は、サッカー経験者で少年団のコーチを引き受けるくらいサッカー大好き人間ですが、あくまでも素人ですので、一考えとして取り扱っていただければと思います。

(半年後、別のことを言っている可能性はあります。)

 

 

【教訓50】 

  • フットサル特有のテクニックや思考が存在することをまずは理解すること
  • そして、その効果を踏まえた上で、局面ごとに自分の判断で使い分けれるようになることが重要
  • 次に、フットサルで身に着けたテクニックや思考をサッカーに活かすという意識を常に持つことが肝要。

  • フットサルとサッカーは同時進行でやるのが効果的。
  • フットサルだけでは磨きにくいスキルがあるので、自主練でそれらを意識して鍛えることも同時にやっていく。
  • 日本サッカーが世界に追いつく1つの手段が、ホンモノのフットサルにもっと触れることなのかも知れない(個人的な思い)。

 

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