子供たちの夢を真剣にサポートする父親ブログ

子供たちの夢の実現に向けて、サッカー、英語、バレエ、学業などを真剣にサポートしている父親の記録です。

「スタメンを掴むまで」長男sayサッカー成長の振り返り33(2021.4〜12)

サッカー元日本代表の松井大輔選手がフットサルに転向したニュース、皆さんもびっくりしたのではないでしょうか。

40歳という年齢からのチャレンジですので、常識的に考えれば活躍なんかできるはずもないのですが、日本サッカー界のファンタジスタであればもしかしたら・・・という期待を感じないではいられません。松井選手頑張ってください。同世代のおじさんとしては、松井選手の勇気ある挑戦をめちゃくちゃ応援しています。

 

さて、今年の4月からサッカーが上手くなるためにフットサルチームに入った長男say9歳(小学4年生)。それから8ヶ月間苦しみながら努力を重ね、ようやく今月トップチームとなるUー12のスタンメンの座を勝ち取ることができました。今回はその軌跡を振り返ってみたいと思います。

(フットサルを始めた経緯は、過去の記事をご覧ください。)

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tokotonpapa.hatenablog.com

 

(1)フットサルへの順応

小学1年生からサッカーを始めた長男say。4年生から加入したフットサルチームでもこれまでのサッカー経験を活かし、いきなり活躍と期待していたところですが、現実はそんなに甘くありません。松井選手でも苦労しているように、フットサル自体への順応に時間がかかりました

news.yahoo.co.jp

 

まず戸惑っていたことが、ディフェンスの比重の高さとプレーの連続性。トップをやることが多かった長男sayは守備意識が低い上、プレーの切り替えも遅く自分の攻撃のターンが終わると立ち止まってしまう癖がありました。相手ボールになるとすぐさま自分のマークにつくなど連続的なプレーが求められるフットサルではそんな選手は使い物になりません

フットサルの動きに少し慣れてきたかなと思えるまで約3ヶ月。その間は、同学年以下の自分より技術の劣る選手よりも序列が低い苦しさを味わい続けていました。

 

序列の変化のきっかけは、真夏に行われたUー10のトレーニングマッチ。普段のように上級生に頼ることができない同学年以下のメンバーだけの試合で、チームを牽引するプレーを発揮。メンバー及びコーチに「この学年のトップ選手は俺だ」ということを印象付けることができたのでしょう。その日を境に、トップチームへの挑戦権筆頭の座を手にすることができました。

 

このあたりまでは、練習、コーチの指導も厳しくフットサルチームを辞めたいなんてことを言う事もあり心配していたのですが、自分の成長を実感できるようになると一切そのようなことを言うことがなくなりました。

(今ではフットサルチームに入って誰よりも上手くなっているとの実感があるようで、ここがベストの環境と思っているようです)

 

 

(2)ライバルの怪我

それでもUー12の壁は厚く、なかなかトップチームの試合で使ってもらえない日々が続きました。そんな時に巡ってきたチャンス。一学年上のレギュラーが秋口に怪我をしてしまいました。全治3ヶ月の骨折です。

そのポジションを長男sayを含めて複数の選手で競い合う。長男sayのサッカーノートにも、明確にUー12のスタメンになるとの目標が書かれるようになりました。

 

長男sayの課題は明らかフィジカルの弱さ(運動能力の低さ)です。早生まれということもあり4年生の中でも最も体の小さな部類に入る子ですから、小学6年生との試合に入ると大人と子供のような体格差があります。そのような状況下では、多少技術があっても力を発揮することは難しい。体を大きくするよう食事面などかなり気を使っていますが、当然すぐに体が大きくなる訳もなく。そんな目標に向かって努力している息子に、体格差をスピードで補えるよう、スプリント強化の指南をしてあげることにしました。

 

私自身、大学時代スプリントトレーニングをかなり本格的に取り組んだこともあり、それなりの覚えがあります。彼なりのメニューを組み上げ、週に数回、一緒に付き合いながら取り組みました。

(具体的な内容は記載しませんが、本格的な筋トレはまだ早いとの認識もあり、コーディネーション能力UPと走り方の改善がメインです)

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子供の成長って凄いですね。ここまで数ヶ月間、地道にトレーニングを続けてきていましたが、目に見える効果が現れてきていますスピードが上がればプレーの質も上がる。スピードアップも含めて本人の努力が実り、冬に差し掛かる頃には、空きのでた1つのポジション争いに勝利したようです。

 

 

(3)ライバルの復帰

ライバル不在の中でのスタメン獲得。それでも、ライバルが戻ってくれば、再びそのポジションを奪われるかも。そんな怖さを抱えながら、年末の市内トップを争う大会を迎えました。ライバルもなんとか怪我から復帰。

 

そして、優勝候補との真剣勝負の一戦。その重要な試合にコーチは誰を使うのか。有難いことにスタメンの中に長男sayの姿がありました。

あとは全国レベルの強豪チームの上級生相手にどれだけやれるのか。長男sayもこの試合の大切さをよく理解していたのでしょう。いつも以上の気合(闘志)の入り方で、強敵相手に一歩も引けをとりませんフィジカルや技術の不足を気持ちでカバーしていました。

 

試合は、終盤までスコアレスの緊迫したゲーム内容。お互い交代選手を入れることすらできない張り詰めた内容でした。結果は、こちらが押していたのですが、最後の最後に一本入れられ0−1の負け。本当に手に汗握るナイスゲームでした。

 

長男sayにとっても、私が観てきた中でベストゲーム。ゴールやアシストなどはありませんでしたが、強い相手に体を張った守備、前後半休むことなくスプリントを繰り返した運動量、ボールロストをほとんどしない堅実なプレーは、親ながら感動をしてしまいました。

 

試合後、普段褒めてくれないコーチからも「いつも今日のプレーをやれ」と言われたようです。

 

 

今回は、ライバルが怪我明けということもあり、長男sayがスタメンを勝ち取りましたが、相手も上級生のプライドがあるでしょう。これからも熾烈なポジション争いが繰り広げられるはずです。今後も切磋琢磨し、お互いが最大限の成長をしていってくれることを期待しています。頑張れ、長男say!

 

 

【教訓53】 

  • フットサルでは、守備や連続的なプレーが出来ないと使い物にならない。フットサルへの順応はそれなりに時間がかかる。
  • チーム内の序列は1試合でひっくり返せる。また、ライバルの怪我はスタメンを掴むチャンス。課題を克服しながら来るべき時に備えること。
  • 筋トレをしなくても、コーディネーション能力の向上と走り方の改善を地道に続ければ、スピード(スプリント力)は強化できる。スピードが上がればプレーの質も上がる。
  • サッカーノートに具体的な目標を記載することが大切。
  • 試合では気合(闘志)が重要。フィジカルや技術の不足はある程度気持ちでカバーできる。
  • 熾烈なポジション争いが、お互いを切磋琢磨させ、最大限の成長を促す。

 

 

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