サッカー選手の能力の1つとして持久力はとても大切な要素です。
しかしながら、これまで長男say(小学3年生)には、単に長距離を走るという練習はさせてきませんでした。というのも、単に走るという事に時間や体力を使う前に、ドリブルやリフティング、トラップやキックなどのボールコントロールを磨く方が先決と考えていたからです。
(1)マラソン大会
近所の小学校は今では珍しくなったマンモス校で、長男sayの学年では5クラス170名程度が在籍していますが、決まって秋から冬に差し掛かると、その中の意識が高い子供達が、マラソン大会に向けてトレーニングする光景が見られます。
友達と走っている子、親子で走っている子などなど。
長男sayも「俺も走りたい」と言ってきたりもするのですが、私の今の考えは上記の通りなので、「毎日サッカーの練習で走っているからええやろ」と答えて、サッカーの技術習得や勉強に目を向けさせるようにしていました。
そんな状態で迎えたマラソン大会。
本人は何やら自信がありそうだったのですが、親としては、足もさほど速くなく体が学年でも一番小さな部類に入る息子が、今の段階でそんなに良い結果を取れるとも思っていないので、気軽に頑張れよと送り出しました。
「まぁ、10位以内に入れば御の字だろと」
ちなみに、1年生の時は13位。2年生の時は7位だったようです。
(2)先頭集団に残る
マラソン大会の観戦は、妻が応援に行きました。私は仕事です(悲)。。。
マラソン大会のコースは、小学校のグラウンド内でスタートし何週か回って外周へ、そして大きな池を一回りしてから、再びグラウンドに戻り、1週したらゴールというものです。
妻は、外周の沿道で待ち構えて応援していたらしいのですが、そこを通過した際は、長男sayが先頭集団に残っていたようです。妻のことですから、思いっきり声を張り上げて応援したことでしょう。「長男say、頑張れ~!!」と。
その後、妻は、ゴールシーンを観ようとグラウンドに向かったのですが、次男sail(3歳)も一緒だったので、足取りが思うように進まなかったようです。
ゴール付近についた際には、トップ集団は既にゴール後で、長男sayが何位か分からない状況。
その時、母親を見つけた長男sayから大きな声で一言。
「ママ~、俺、1位になったよ~!!!」と。
周りの保護者からは、「わ~。すご~い。」と喝采が起こったとのことでした。
妻は、さぞ、嬉しかったことでしょう。
後から、状況を聞くと、妻が応援した地点以降は、独走状態で最後まで1位をキープをしたまま、余裕でゴールをしたとのこと。男子、女子分かれての大会だったようですが、タイムから判断すると、女子を入れた学年全体でも1位だったようです。
(3)サッカー部(少年団)の成績
長男sayが在籍しているサッカー部(少年団)の子供達の結果を合わせると、上位10名までに、1位、3位、4位、5位、7位と独占。大したものです。
上位メンバーは、やはりチームの主力で普段から毎日のようにサッカーをして体を動かしている子供達でした。
また、2位の子供はラクビーをしている子とのことですので、やはり、マラソン=持久力というものは普段からの積み重ねが重要なのが一目瞭然です。
(今年は、コロナの影響もあったので、普段から体を動かしている子とそうでない子の差が特に開いたとの感もあります)
マラソン大会で上位を目指すのであれば、サッカーやラクビーのような持久力が鍛えられるスポーツをするのがお薦めですね。
マラソン大会以降、長男sayは特に自信を持つようになりました。
やはり1番という称号は特別なようです。
また、周りの目も少し変わったのかも知れません。
「あいつ、ちっちゃいくせに結構やるな」と。
特に、実の親からの評価も一変しました。「もしかしたら、この子、凄いのかもと。」
親ばかですね(笑)。
来年以降も、マラソン大会のために持久力を鍛えるためだけの練習はしないかも知れませんが、再び1位になってくれたらいいなと、うっすら期待しています。
【教訓35】
- サッカー選手の能力の1つとして持久力はとても大切な要素。
- マラソン大会で上位を目指すのであれば、サッカーやラクビーのような持久力が鍛えられるスポーツをするのがお薦め。
- 何事でも1番になることは本人の自信につながる。
- 1番になると周りの評価も変わる。
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