子供たちの夢を真剣にサポートする父親ブログ

子供たちの夢の実現に向けて、サッカー、英語、バレエ、学業などを真剣にサポートしている父親の記録です。

「J下部セレクション②」長男sayサッカー成長の振り返り27 (2021.2)

あるJチームの(新4年生)選抜クラスのセレクションにチャレンジし、予想に反して1次試験に合格してきた長男say(小学3年生)。今回はその続きです。

 

(1次試験の様子は、過去の記事をご覧ください。)

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tokotonpapa.hatenablog.com

 

(1)2次試験(最終試験)当日

2次試験(最終試験)当日は、偶然にも長男sayの9歳の誕生日でしたので、長女cherryのお手製ケーキでお祝いをしてもらい、いざ出陣。今の彼の実力では、合格はほぼ無理と分かりつつも、これに合格すると彼の夢であるプロサッカー選手に少し近づけるのではと思うと、万が一に期待せざるを得ません。

途中地元の神社に立ち寄り、神頼みをしてから会場まで向かいました(笑)。

 

受付の列には、1次試験の時よりも少ない人数ですが、県内外の猛者達が並んでおり、どの子も上手そうに見えます。地域の名門チームのユニフォームを着た子が何人も。

 

長男sayが所属する少年団では、強豪チームと試合が出来る機会なんてめったにありませんから、こんな上手い子達と一緒にサッカーをするのは初めてでしょう。そんな中で彼がどこまで出来るか是非見てみたかったのですが、今回もコロナ対策のため保護者の観戦は禁止です。

あまりプレッシャーをかけないよう手短なアドバイスをし「夢を自分の力で掴んでおいで」と言って送り出しました。

 

終了予定時刻に会場に戻りましたが、時間がおしていたようで、まだ最終のゲームが行われていました。遠くからしか窺えないので誰がプレーをしているかまでは分かりませんでしたが、異様な雰囲気は伝わってきます。

普段では聞いたことが無い大きな声で、「ボールをよこせ!。何番にマークしろ!」など、互いに要求、指示を繰り返しています。とても、小学3年生のものとは思えません。

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生半可な気持ちでは、ここに立つことも許されないといった感じで、長男sayが、この中で、ちゃんとやれたのだろうかと心配になったほどでした。

 

(2)本人の感想

解散後、長男sayの感想を聞くと

・みんな、上手かった。楽しかった。

ミニゲームは4試合あり、ポジションはチームメンバーで話し合って決めた。

・皆がDFをやりたがらなかったため、2試合DFをやらなければならなかった。

・残りの2試合は、得意のMFとFWでやれて、1ゴール1アシスト出来た。

・攻撃は通用したので、合格の確率は、50%くらいかな     とのこと。

 

この話を聞いた時、私は「これは落ちたな・・・」と直感的に理解しました。

というのも、長男sayは、攻撃面はそこそこ良いところもあるのですが、守備面はからっきしす。所属している少年団チームでも、DFなんかやったこともありませんし、体も小さく、力も弱い。相手に食らいついていく瞬発力もまだ不足しているので、ここにいるスーパー君に太刀打ち出来る訳がありません。

 

万が一、合格が出来るとすれば彼の長所である攻撃面のみが上手く表現されたとき、と思っていましたので、淡い期待は、全て吹っ飛びました。

(セレクションを受けに来る選手は、自チームではエースという子が多いので、必然的に攻撃的な選手ばかりになりがちです。もっと、自己主張をしてDFを絶対に回避するように言っておけば良かったとの後悔が残りました。)

 

(3)1年後の決意

それから1週間後。2次試験合格発表の日。

仕事中に妻から連絡がありました。案の定、不合格です

 

私は、彼の実力や当日の状況からして無理だと理解していましたので、「やっぱりか」くらいの感覚でしたが、長男sayはまだ期待していましたので、結果を聞いて、かなり落胆したようです。

 

堂安律(プロサッカー選手) | 情熱大陸

 

帰宅後、そんな彼に私から伝えたことは、「彼の憧れの選手である堂安律選手も小学生のころ、Jリーグのジュニアチームのセレクションに落ちたが、そのくやしさをバネにして努力を重ね、ジュニアユースの時、その落とされたチームからスカウトされる選手になった。でも、別のチームからも誘われていたので、落とされたチームからのオファーを速攻で断って見返したという逸話がある。あなたも来年同じことをできるように頑張ってみたらどうか」と。

 

長男sayは「来年絶対そうして見返してやる」と、涙目を擦りながら決意を固めていました。

  

(堂安律選手への長男sayのリスペクトについては、過去の記事をご覧ください)

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tokotonpapa.hatenablog.com

 

 

(4)セレクションを受けて思うこと

2次試験(最終試験)の合格率は2倍程度(単純計算として2人に1人が合格)であり、あとちょっとで憧れの環境を手に入れることができたかと思うと、私も残念でしかたありません。

 

しかし、客観的に見ると、フィジカル、スピード、守備力など、このレベルについていくためには圧倒的に不足しているものがある、また、現断面ではその弱点を帳消しにするほどの飛び抜けた攻撃力も持ち合わせていないことは、受け入れざるを得ない事実なので、不合格は妥当な結果とも言えるでしょう。

 

それでは、来年合格するために、この課題をどうやって克服していけばよいのか。

普通にやっていたら簡単に埋まる差ではありません。

効率よく、そして怪我無く、楽しく、レベルアップが図れるよう導いてあげる、そんな大人の存在が不可欠です。彼の専属コーチである私(tokotonpapa)が本気でサポートしてあげないとと覚悟が固まりました。

 

今回のセレクションを経て、親子ともども本気になった。

それにより、プロサッカー選手になりたいという彼の夢が、少しリアリティのあるもの「まさに、夢から目標に」なったことが、今回の一番の成果です。

 

 

 

これから1年間、また、楽しみが増えました。私もサッカーを一から勉強し直しです!

 

 

 

【教訓37】   

  • J下部セレクションは、生き残りをかけた闘いの場。覚悟をもってチャレンジすること。
  • セレクションを受けに来る選手は攻撃的な選手が多く、攻撃型の選手は自分の得意なポジションだけでプレーできる訳ではない。
  • 弱点(守備力等)もある程度まで引き上げる、もしくは、弱点を帳消しにするほどの飛び抜けた長所を持つことが肝要。
  • J下部のセレクションは、プロサッカー選手になるという夢に近づく第一歩。夢を目標に変えるきっかけとなる。

 

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