長年の親のしつけの不味さのせいで、勉強すること自体を拒絶するようになってしまっていた長女cherry(当時10歳)。
そんな彼女に学習習慣をつけさせるためには、単に勉強を教えるだけでなく「心の成長」を促していくことが不可欠という思いに至り、それ以来、tokotonpapaは、毎朝30分程度の英語学習を通して、長女cherryの心を鍛えていくんだという信念を持って取り組んできました。
今回は、英語の朝学の内容に入る前に、心を鍛えるという観点で、長女cherryの心に深く刻まれるよう徹底してきたことをいくつかご紹介いたします。
(1)早寝早起き(ルールを守る)
学習習慣をつけるためには、正しい生活習慣が身についてこそ。それまで私自身は、しつけ面についてあまり口うるさく言いませんでいたが、あえて厳しくするようにしました。特に徹底したことは「早寝早起き」です。
前日の就寝時間が遅いと朝の寝起きがとりわけ悪いので始めたのですが、決めたルールを守ることを意識付けさせるのにも効果があったと思います。
慣れない人が朝早く起きることは、何ものにもまして辛いことですから。
初めは嫌がり方が半端なかったですが、泣こうが叫ぼうが親が絶対に容赦しないと理解すると、諦めたのか次第にマシになっていきました。
(朝学を始めて1年たった今は、許容範囲までにはなってきたかなと感じています。)
なお、我が家は、遅くとも9時に寝室に入るようにしています。
その他、家族で決めたルールをホワイトボードに見える化し、やった項目にマグネットを張ることで、まだ出来ていないものは何か分かるようにしています。
(2)勉強する意味を伝える
長女cherryの夢は、国際的に活躍するバレリーナや女優ですので、「勉強をしないといい大学に入れないよ」とか「勉強しないと将来の可能性が縮まるよ」と言っても、自分の夢は勉強が出来なくても問題ないと思っている彼女には、全く響きません。
ですので、我が家では、以下のように、勉強をする意味を伝えています。
”勉強は生きていく力を養うためにするもの”。さらに言えば、”生きる力が無ければ、幸せな人生をおくることできない。だから、幸せを掴むためには勉強が必要”と。
そもそも、tokotonpapaは、幸せな人生を歩みたいと願うならば、人は一生勉強をし続けなければいけないと考えています。例えば、何か重要な判断をしなければならない時は、必要な情報を集め(「勉強する」)、分析し(「考える」)、結論を下す(「答えをまとめる」)ことが必要ですし、新しい理論やテクノロジーが出てくれば、それを使いこなすことも必要でしょう。また、仕事が変われば(仕事の幅が広がれば)、新たな分野について習得が必要。
子供は、大人になれば勉強をしなくても良いなんて考えているかもしれませんが、そんなことは全くありません。幸せになりたいのであれば一生勉強です。
だから、生きていく力の土台をつくるために、今の学校の勉強も当然必要です。
「考える力」「ベースとなる知識」「勉強し続ける習慣」「成長する方法論」は、大人になっても役に立ち続けます。
(まぁ、学校でないと出来ないということはないですが、今ある教育制度を有効利用するのが得策でしょう。)
話はそれますが、一流のアスリートなどで、栄光から一転、酷い転落の人生を歩んでしまう方の話を聞きますが、きっと、この勉強する力が不足していたのではないかと感じてしまいます。また、同じような才能の少年でも、成功する子としない子がいる。その要因は何かと考えると、「自分で学び続けることができるかどうか」という点も大きなウェイトではないかと思います。
正直、我が子達は、まだ「自分で学び続ける力」は十分でないと思っています。
ですので、tokotonpapaは、我が子達に幸せになって欲しいと切に願っていますので、「自分で学び続ける力」を会得できるまで、末永く見守っていこうと考えています。
さて、今回も長くなってしました(💦)。あと3つ紹介するつもりでしたが、固い内容なので疲れますし、残りは次回にまわさせていただこうと思います(笑)。
【教訓16】
- 学習習慣をつけるには、まずは正しい生活習慣を身につけることから。
- 早寝早起きは、ルールを守ることを意識させるのに効果あり。
- 親はどんなことがあっても絶対にぶれないことが肝要。
- 親の言葉で子供に勉強をする意味を伝えることも大事。
- 幸せになるためには、人は一生勉強していかなければならないもの。
- 「考える力」「ベースとなる知識」「勉強し続ける習慣」「成長する方法論」は、大人になっても役に立ち続ける。生きていく力の土台をつくるために、学校の勉強は必要。
- 自分で学び続けることができるかどうかが、成功の分かれ目。
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