長男sayがサッカーが上手くなるよう、tokotonpapaが意識して取り組んだ三つ目が、「朝練」をはじめたこと。
(サッカーを、①好きにさせ、②環境を整備して、そのうえ、③練習を増やせば、上手くならない訳がありませんね。)
ここでは、分かりやすさを優先し「朝練」というワードを使っていますが、以前の記事にも書いた通り、長男sayには、「(お前は下手だから)練習しなさい」なんて言い方はせずに、「一緒に朝からサッカーで遊ぼうぜ」という誘い方をしています。
あくまでも遊びの一環です。
そうすれば、「やったー!朝からサッカーで遊べる!」って前向きな気持ちになれますもんね。
さて、朝練についてですが、三日坊主という言葉がある通り、継続することがとても難しいものでもあるので、今回は、朝練の具体的な練習内容に入る前に、tokotonpapaが実施するにあたって、心がけていたことをご紹介します。
(1)練習はとにかく楽しく
練習は楽しいことにこしたことはない。そんなことは当たり前。
でも、「どうやって?」「基礎トレのようにつまらないけど大事だからやらなくてはいけない練習だってあるでしょ?」と色々と疑問が湧く方もいらっしゃるかもしれません。
ですので、練習を楽しくするコツについては、いずれ詳しく紹介しようと思いますが、結論から言うと、サッカーの練習を楽しくすることは簡単です。だって、サッカー自体がめちゃくちゃ面白いんですから。
楽しければ、子供は、朝練だって喜んでやるようになります。
(2)自主性を重んじる
まだまだ眠たい朝の早くから、自分がやりたくないことのために、無理やり叩き起こされたら地獄ですよね。
子供だから無理やりやらせれば、やらせれないこともないのですが、そんなことをやってしまったら、どんどんそのことが嫌いになってしまいますよね。これが一番悪い結果を招きます。
ですので、我が家では、これをやればどんな効果があるのかしっかりと本人に説明し、納得性を高めるとともに、朝練に参加するのかしないのかは長男sayの自主性を重んじることにしました。
こちらから誘っても「行きたくない」と言うのであれば、無理強いはしません。(もちろん、「楽しいよ~」「今頑張ったらめちゃくちゃ上手くなるよ」「ちょっとだけでもやろうや」なんて、ちょっとしたモチベートはすることはありますが。)
それでも、長男sayは、朝練が楽しかったようで、ほとんど休むことなく、雨の日を残念がったり、tokotonpapaが起きるのが遅かったら、「パパ、サッカーいくで!」って起しにくるようになりました(これはこれで結構辛いのですが(笑))。
自主性を重んじることは、その効果にも直結します。
嫌々やる10回よりも、やる気に満ちた1回の方が効果がありますよね。
(3)毎日やる、反復してやる
同じ時間を練習をするにしても、1度に長時間するよりも、毎日少しずつする方が効果があるという気がしませんか。
また、この前まで全くできなかったのに、(何の練習もしてないのに)急にできるようになっているという経験はありませんか。
これは、どうやら睡眠をはさむことによって記憶が定着されるからのようです。
特に、運動や楽器のような体で覚えるような技能については、睡眠で記憶の定着度が高まると確認されているとのこと。
ですので、できるだけ毎日練習をして、よく寝て、できることを一つずつ増やしていきましょう。
毎日やるためには、決まった時間の確保がしやすい朝が最適です。
そして、1回できるようになったら、無意識のうちに体が動くようになるまで、徹底的に反復練習をする。
サッカーは、目まぐるしく変わる局面の中で、瞬間瞬間で判断・実行をしなくてはいけないスポーツです。ゆっくり考えながらやっている暇はありませんから、勝手に体が動くというところまで会得していないと使い物になりません。
はじめは、ゆっくり形を重視しながら練習し、形を保ちながら徐々にスピードアップしていく順序で進めましょう。
(4)適切なタイミングで適切なメニューを
サッカーを始めたばかりの時期だった長男sayが、この時期取り組んだことは、持久力強化でも筋力UPでもなく、ボールをコントロールする技術でした。
特に、低学年で活躍できる子とそうでない子の一番の違いとなるドリブルを徹底的に。
そのおかげもあってか、現在、長男sayはドリブルが一番の武器になってくれています。
ただ、これは、本人の技量や身体能力、年齢と言った要素によって、適切なメニューは変わってきますので、親やコーチは個々人をよく見てあげて欲しいと思います。
サッカー経験のないお父さんは、所属するチームのコーチに相談したり、DVDやインターネット等を参考にしていただければと思います。
(先人の方々がかかれたブログなんかもとても参考になります。私もたくさん拝見させていただきました。)
また、ゴールデンエイジ理論いう言葉も聞いたこともあろうかと思いますが、成長過程で特に重視してやるべきことを示唆してくれています。
以下のサイトでは、ゴールデンエイジ理論だけでなくフィジカルリテラシー、子どもの発達に合わせた7段階の指導モデルなど子供と関わる全ての人が知っておいた方がいい内容が書かれていますので、ご紹介しておきます。tokotonpapaもバイブルにさせていただいております。(感謝)
【教訓7】
- 朝練を3日坊主に終わらせないためには、練習はとにかく楽しく。
- 楽しければ、朝練だって喜んでやるようになる。
- 参加するのかしないのか本人の自主性を重んじる。
- 自主性を重んじることは、その効果にも直結する。
- 1度に長時間するよりも、毎日少しずつする方が効果がある。
- 1回できるようになったら、無意識のうちに体が動くようになるまで、徹底的に反復練習をする。
- 毎日やるなら決まった時間が確保しやすい朝が最適。
- 本人の技量や身体能力、年齢などによって、適切なメニューは変わってくる。ゴールデンエイジ理論等も参考に、適切な時期に適切なメニューを取り入れる。
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