このブログの目的は、我が子供達の成長の記録とそれを通した思考の整理。
そのため、子供達の夢に関わる『サッカー』『英語(勉強)』がテーマの中心となっていますが、私自身がその道の専門家ではないですので、こういった練習方法(学習方法)がいいよとか、ああいうことは駄目だなどの主義主張はなるべくせず、実際の取り組み、出来事を時系列通りに振り返って記録するという形で進めてきています。
(結果、失敗や非効率な取り組みも含めて、参考とする人がいればそれで良いとのスタンス)
ですので、素人の私が偉そうにこれはお薦めですと主張しているような記事はおこまがしくてあまり書きたくないのですが、長男say(10歳)のサッカーを語るうえで、あまりにその存在が大きくなってきており、触れないことが不自然になっているため、今回は、あえて書いておこうと思います。
それが、檜垣裕志さんの教えを取り入れた「利き足にこだわった」プレーです。
(1)檜垣裕志(ヒガキユウシ)さんとは
1970年生まれ 石川県出身。
ブラジル選手権一部リーグに所属するチームで日本国籍者としてプロ契約した2人目のサッカー選手。ブラジル選手権一部リーグのポルトゲーザなどで活躍。
当時、ゼ・ロベルト(2006 W杯ブラジル代表)とともにプレーをした経験もある。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、
CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有
圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校などで、子どもたちにサッカーを指導している。
※ブログのプロフィール抜粋
檜垣さんの教えは、下記のブログ及びDVDを直接ご確認ください
https://item.rakuten.co.jp/realstyle4u/
(2)利き足指導の効果
檜垣さんの利き足指導を知った経緯は、長男say(10歳)がサッカーを始めたばかりの約4年前、息子の上達のためサッカーの指導方法をしっかりと学ぼうと、色々とリサーチしていた際に出会ったブログから(強豪チームのコーチが書かれているブログで檜垣さんを紹介されていました)。
競技歴は短いですが、私自身もサッカーをかじったことのある人間でしたので、檜垣さんの教えを見た際に、「これは本物だ。やっぱりそうだったんだ」と衝撃が走ったことを覚えています。そこから4年間、利き足(右足)にこだわり、利き足(右足)のポイントを意識し続け、利き足(右足)が武器と言えるようにと長男sayと二人三脚で練習を続けてきました。
(情報過多の時代であるからこそ、本物を見極めることはますます難しくなってきていると思います)
DVDやブログをヒントに試行錯誤しながら取り入れ、今では対面パスの練習でもトラップは右足のみ(自分の左側にきたボールも左足ではなく右足のアウトサイドでトラップ)、リフティングも頑なに利き足しかしませんので、両足指導を受けている子供達の中では結構異質に見らます。ですので少年団やフットサルチームで両足指導の圧にさらされることもしばしば。(自分の知らないもの、自分とは違うやり方と出会うと、皆拒絶から入るということを実感。そこから、自分の価値観と違うものと遭遇した際は、まずはその効果を考えてみる、そしてそれを受け入れることができるか(整合性)や受け入れるタイミングや順序を考えることが大事と改めて感じました。)
それでも、信じて続けてきたものは間違っていないと感じていて、身体的な素質に恵まれていない長男sayでも、小学5年生となった今では、少年団の中では間違いなく技術レベルはトップクラス、そしてチームの主力として活躍してくれています。
(ダメダメ時代の様子、過去の記事をご覧ください)
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(3)檜垣さんの直接指導を仰ぐ
檜垣さんのDVDやグログを頼りに練習を続けてきた我々親子も、実のところ、檜垣さんが発せられる言葉や感覚を理解できないところがしばしばあります(例えば、利き足のポイントと一言で言っても実際のところ自分で意識しながら見つけていかないとどこか分からないと思います)ので、実際に会って体感、質問してみたい。
また、両足指導の圧に不安となっているところも見受けられた長男sayのモチベーションアップになればと、スクールの体験会(2022年4月)に参加させてもらうことにしました。
約2時間のトレーニングでしたが、あんなに緊張感があり、「皆が檜垣さんの言葉を一言たりとも聞き逃さないぞ」と真剣に取り組んでいる練習はそうそうない、スペシャルなものでした。
長男sayのコメントは、目を輝かせながら「檜垣さんの練習を続けていけば絶対に上手くなれる。また、来させて!」でした。それだけ、感じるものがあったのでしょう。
練習終了後、檜垣さんと個別にお話しする時間を頂け、息子に対して「良いものは持っている。信じてやり続ければ必ず上手くなる」と温かいお言葉をいただけたのですが、私としては、練習風景を見て、まだまだ我々親子がやってきたことは「檜垣さんの教えの表層的な部分しかできていない。もっと練習を積んで、スタートラインに立ってから出ないと私がしたかった質問をすることは失礼だ」と思いグッと抑えました。
(約4年、檜垣さんのDVDとブログを頼りにそれなりに取り組んできたとの思いもあったので、現状のレベルや今後の指導方法についてお聞きしたいとの思いがあったのですが、正直そんなことを聞くレベルではないと感じました)
数ヶ月後、スタートラインに立つことができたら、もう一度、檜垣さんにみてもらう、そんなことをモチベーションにしながら自主練を続けていけたらと思っています。
【教訓58】
- 情報過多の時代であるからこそ、本物を見極めることはますます難しくなってきている。信頼できる人から情報を集めることも1つのやり方。
- 自分の知らないもの、自分とは違うやり方と出会うと、皆拒絶から入る。自分の価値観と違うものと遭遇した際は、まずはその効果を考えてみる、そしてそれを受け入れることができるか(整合性)や受け入れるタイミングや順序を考えることが大事。