前回の続きです。
(子供のやる気スイッチ③は、過去の記事をご覧ください)
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(12)絶対にこけれない試験
公立高校を受験するなら、中学3年生の1+2学期の定期テスト(正確にはそれらを加味したこれまでの内申点)。私立高校を受験するなら10月末の実力テストで良い結果を出さないと、志望校を受けさせてもらえないとのこと。
だから、私立◯◯学園を受験したい彼女は、10月末の実力テストは絶対にこけれない試験だ。
公立高校進学の一縷の望みを託した1学期の中間期末テストおよび 2学期の中間テストは、無残な結果だった。
とてもトップレベルの私立〇〇学園を目指している子の成績とは思えない。
本人に学習計画策定や進捗管理を任せていた結果なので、このまま放置していたら実力テストも二の舞になることは容易に想像できた。
(13)過去問分析
実力テストの過去問を1ヶ月前くらいに受けた際は、5教科合計で370点程度だったようだ。
とてもじゃないが、〇〇学園なんて受験できるレベルじゃない。
これまでは、自分でトライ& エラーを繰り返して成長していくことが今後のために必要だと思い自主性を重んじていたが、もう崖から落ちそうなところまで来ていたので、さすがに手を差し伸べることにした。
過去問の結果を踏まえて、この1ヶ月何の勉強をすべきか学習計画を自分で立てて私に提出するように求めた。
しかし、いっこうに出てこない。ようやく出てきても小学生の夏休みの宿題かと思うくらい幼稚。
そりゃ、点数とれないよ。
残された時間を考えれば一通り勉強するという方法は取れない。英検2級の勉強もあるしね。
過去問の出題範囲、配点、正答率、タイムパフォーマンスを考慮して、試験日までにどの単元を勉強していくのか1教科ずつ話し合って決めていく。
パパ自身は中高一貫校に通っていたので高校受験はしていないけど、大学生の頃に中学生の家庭教師のアルバイトをしていたので、かなり精度の高い眼力がある。
時間がないので、手っ取り早く点数に繋がる理科、社会、数学を重点科目とし、やるべき単元を定め、試験日に間に合うようにスケジュールを立てた。
そしてあとは、断固たる決意でやりきる。今回はやるべきことが明確になっていたので、迷うことなく勉強に集中できていたように感じた。
(14)実力テストの結果
そして、先日、実力テストの結果が返ってきた。
5教科合計419点。これまでの彼女の成績や模擬試験からの結果から考えると大幅な成績アップだ。
彼女史上最高の点数であるのは間違いない。先生からも今回はよく頑張ったねとのコメントをもらったようだ。
しかしながら、〇〇学園を受験するためには、「最低425点(1教科平均85点)はいる」とパパは考えていたので、まだまだ物足りない結果だ。
時間が足らず国語の対策に時間を割けなかったことが原因だ。69点の国語が足を引っ張った。
これで、〇〇学園を受験できるかどうかの見込みは、12月に控える学校の先生との3者面談に持ち越されることに。
「いかに〇〇学園にいきたいのか。今どれくらい努力をしているのか。合格の見込みはあるのか。」
このあたりをしっかりと熱意をもって答えられるようにならないとね 。
また、実力テストの結果だけで足りないのならば、今週末に控える英検2級二次試験に合格し、印象をよくしないと。
英検2級合格の重要度がより高まった。
長女Cherryよ!
まぁ、絶対にこけれない試験で、自己最高点を叩き出したことは、よくやったと思うよ。まずはご苦労様。
今回、学習計画の立て方を学んだよね。やるべきことが正しければ同じ努力でも効果は大きく変わることを実感したでしょ。
計画の大切さをしっかり覚えておいてください。そして、その精度を今後自分でどんどん上げていけるように。
受験戦略の第二弾となる実力テストの結果は△となった。
次は受験戦略第三弾となる英検2級二次試験。 あなた自身で未来を切り拓いて下さい。