子供たちの夢を真剣にサポートする父親ブログ

子供たちの夢の実現に向けて、サッカー、英語、バレエ、学業などを真剣にサポートしている父親の記録です。

「長所と短所」 長男sayサッカー成長の振り返り17 (2019.12)

充実の夏休みを過ごし、急に得点力つけた長男say(当時小学2年生)。その力を所属チームでも発揮し、市内3位の成績を収めることにも貢献しました。

 

(市内カップの様子は過去の記事をご覧ください。)

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tokotonpapa.hatenablog.com

 

 

しかしながら、全てが手放しで喜べる状況ではありませんでした。というのも、点が取れるようになり、その部分に意識が集中するあまりか前線で待ち続け、どんどん守備をしない選手になっていったのでした。

外から客観的に見ていると、長男sayだけサッカーとは別の競技(得点を決めるだけの競技、例えばダーツなど)をしているように感じることもあるほどでした。 

 

■長所と短所

長男sayはゲームをすれば確かに得点を取ってくる。ドリブルが得意なこともあって彼の長所は、間違いなく攻撃面にあると思います。

一方、体が小さく力も弱いので、激しい当たりでボールを奪い取ることは苦手。

短所をさらけ出さずに、得意なことに集中するとこういうプレースタイルになるのでしょう。長所と短所は表裏一体です。

 

このような傾向が見え始めた頃、しっかりと守備をするように指導するべきかどうか悩みました。「何を悩むことがあるの?指導すればいいでしょう」との声もあるでしょうが、それにより、「せっかく芽生え始めた長所が潰されてしまうのではないか」、「今はあえて放っておき、長所をもっと伸ばしてあげてから、時期をみて短所を補っていった方がよいのでは」とも感じ、逡巡してしまっていたのでした。

とは言え、攻守一体であるサッカーの性質上、守備も大切で、将来のことを考えればディフェンス力をつけていく必要があるのは明らかです。

 

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長所を伸ばすべきか、短所を補うべきか。サッカー以外でもこの問題は難しいところですよね。

tokotonpapaもその時は結論がでず、しばらく様子をみることにしました。

 

 

■短期レッスン1vs1強化コース

「 長所を伸ばすべきか、短所を補うべきか」。そんな悩みを抱えながら様子を見守っていた頃、Jリーグの下部組織が年末年始に開催する短期レッスンの情報に目が留まりました。

気になったコースが1vs1の強化コース(計3日間)。1vs1なのでドリブル突破のみならずディフエンスについても教えてくれるのではと。

長男sayも何か感じとってくれるかもと期待を持って応募してみることにしました。

ゴールキーパー/1対1 / スポーツ / 無料素材 / イラスト

抽選でしたが運よく当選し参加してみると、元Jリーガーの肩書を持ったコーチ、普段からそのチームのアカデミー生として参加しているのであろうトップチームと同様のユニフォームを着た選手達が待ち構えていまいた。1学年上との合同練習ということもあって、一際小さな長男sayは本当にチンチンにやられていました。特に、自分が守備の時は、ほぼ100%負ける状態

相当、悔しかったと思います。練習が終わって、食事に行った時も、凹んでいるのが明らかに分かるほどでした

 

そのような状況でしたから、普段であれば耳から耳へ抜けてしまうであろうディフエンス面でのコーチの指導もしっかりと聞き入れ、何とか身に着けようとしていました。

もちろん3日間では、スキルとして劇的な変化が現れた訳ではないですが、元Jリーガーのコーチが、1vs1に勝つため(サッカーが上手くなるため)には守備面も大切と言ってくれたおかげで、意識変化のきっかけとなったと思います。

tokotonpapaとしては、しめしめと(笑)。

 

 

それからは、長所に影響が出ずディフェンス面にも意識が行くよう、「今日は1本、相手からボールを奪い取って、そのままドリブルで運んでゴールを決めてくることを目標として取り組んでみよう」などの言い方で、せっかく生まれたディフェンスの意識を消さないよう心掛けています

 

1vs1強化コースの参加から約半年経った現在でも、守備力はまだまだ未熟ではありますが、以前感じた別競技をしているような状況では無くなってきました。

長男sayには、中島翔哉選手のようにスペシャルな攻撃力をもち、岡崎慎司選手のように守備面でもチームに貢献できる、そんな攻守両面で活躍できる選手に育っていって欲しいところです。

 

【教訓24】   

  • 長所と短所は表裏一体 。長所を伸ばすべきか、短所を補うべきかは、状況を見ての判断が必要。
  • 短所の改善に取り組むためには、コテンパンに打ちのめされるような経験も時には必要。
  • 同じ言葉でも、違う人やシチュエーションによっては、響くことがある。
  • 長所を伸ばしながら、短所にも意識が行くような言葉のかけ方を意識すべし。

 

 

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