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「ルーキーリーグ開幕」長男say成長の振り返り94(2024.7)

いよいよU13ルーキーリーグが開幕しました。
長男sayチームの初戦の相手は、所属リーグトップレベルの名門チーム。初戦から厳しい相手だ。
個人としては、まずはこの初戦で先発メンバーとして選ばれるかどうか、試合に出れるかどうかが一番の関心事。
4月からこの日に向けてレギュラー争いを繰り広げてきたが、その評価が初めて言い渡される。
 
(1)レギュラー争いの結果
試合開始前のミーティングで先発メンバーが発表された。
先発メンバー11名は、誇らしく肩を組んで試合前の写真撮影をしていたが、残念ながらその中には長男sayの姿はなかった。
 
公式戦独特の緊張感の中、キックオフの笛が吹かれた。
前半は味方チームのハイプレスが効いていたのか、格上である相手チームも上手くボールをつなげることが出来ておらず、チームで崩すというよりも、長身FWにボールを預けあとは個人能力任せといった攻撃が目立つ。
それでも一人だけ大人が混じっているのかと思うほど筋骨隆々な相手FWの迫力が凄く、息が抜けない。
味方CBが身体を張って何とか抑えていたが、 前半終了まじかにミスをつかれ失点。0-1。
 
そして反撃が求められる後半。有難いことに長男sayに出番が回ってきた。
 
ここから長男sayの立ち位置が分かる。
「先発メンバーではないが、途中出場の候補としては頭に浮かぶ存在」と言ったところか。
 
それでも、試合に出してさえもらえれば、そこでのパフォーマンスで評価は塗り替えることが出来る。チャンスはまだまだある立ち位置だ。
 
 
(2)初戦敗戦
チームの勝利のために、先発メンバーへの格上のためにも、得点といった分かりやすい結果が求められる。
しかしながら、相手チームも得点を取り余裕が生まれたのだろう、また味方メンバーも疲れから前半のようなハイプレスが出来なくなり、相手チームにリズムよくボールをつなげれてしまう展開。
 
必然的にこちらの攻撃の時間は短く、FWはチェイシングに追われる。
この暑さの中でのチェイシングはかなりしんどいだろうと思うが、一切力を抜かない。
球際でも、デュエルの勝率はともかく小さな身体でバチバチにやりあっていた。その闘志は見ていて気持ちの良いものだった。小さくても闘える選手だとの印象くらいは残せたんじゃないかな。
 
防戦一方の後半はほぼ得点チャンスはなく、逆にセットプレーから失点を許してしまい0-2で終了。
ルーキーリーグ初戦は敗戦で終わった。
 
 
(3)本気のトレーニングマッチ
リーグ戦終了後、同じ相手とトレーニングマッチが実施された。トレーニングマッチだからといって決して軽いものではない。
その日出れなかった選手、もっとアピールしたい選手がギラギラした目で臨んでくる。
長男sayにとっても、先発メンバー奪取のために何としても活躍したい。公式戦と変わらない強い気持ちで試合に入っていた。
 
そこで、納得の結果を残す。1ゴール1アシスト。
得点シーンは長男sayの特徴が現れたビューティフルゴールだった。
 
ペナルティーエリアの外側で浮き球のパスを胸トラップで収める。次の瞬間、相手ゴールキーパーが少し前に出ていたことを見逃さずループシュート。GKの頭の上を高い放物線を描きながらゴールに吸い込まれる。
トラップの正確性、ボールの置き所、視野の広さ、 ループシュートを選択するアイデア、遊び心。本当に長男sayらしい。
 
現時点では、身体能力を踏まえると長男sayよりも使える選手はたくさんいるのは間違いない。
でも、あれをやってのけられる選手がどれだけいるのだろうとも思う。
晩熟の長男sayがフィジカルで皆に追いついたなら。。。楽しみでしょうがない。 
 
 
先発メンバーではなかった悔しさと、トレーニングマッチで猛アピールが出来た晴れやかさが混在した1日となった。
 
長男sayよ!レギュラー争いはこれからも続いていく。目標が手の届くところにある素晴らしい環境じゃないか。
レギュラーを勝ち取るまでの過程を楽しんでいくくらいの気持ちで日々精進していってください。