子供たちの夢を真剣にサポートする父親ブログ

子供たちの夢の実現に向けて、サッカー、英語、バレエ、学業などを真剣にサポートしている父親の記録です。

「いつもポケットにチュールを1」 

このブログは、少年サッカーを中心に4人の子供達の夢のプロセスについて書き綴っていますが、たまには子供達に一番影響力の大きいママのことを書いてみようかなと。
 
ママは、パパにとっては勿体ないくらい美しく、正義感の強い女性だ。
あまりにも正義感が強いせいで「まぁ、これくらい」ってことができず、夫としては辛いところはあるにはあるが、母としては申し分ないので文句は言えない。
そのおかげで子供達も強すぎる正義感に溢れている。今日はそんなお話です。
 
(1)事故にあった野良猫
ある日、近所でママと長女cherry(15歳)が、事故にあい道路に横たわっている野良猫を見つけてしまった。
おそらく車やバイクに衝突したのであろう。流血はなかったが、ぐったりとして動けない状態。
暑い日でこのまま放っておけば、じきに息が絶えるのは容易に想像がつく。
ママと長女は、その猫を見捨てることができず助けようとするが、何かされるのではないかと危険を察知して抵抗する。
通行人の助けもあって何とか段ボールに入れることができたようだ。
そして、我が家の飼い犬がお世話になっている動物病院に猫を連れて行った。
 
(2)今夜がヤマ
病院の診断は、腰の骨折とのこと。かなり衰弱をしており、手当をしても助かるかどうか分からない。
今夜がヤマだそうだ。治療費は、猫を病院に連れてきた我が家が払うしかないという。通常の手術費であれば50万円位が相場らしい。この状態で、妻と長女から相談があった。
「パパ、事故猫を助けたい。50万円位かかるかもしれないけど、いいよね?」と。
 
私は絶句してしまったが、普段から命の大切さを教えている身として「あほか、見捨てろ!」 とは言いにくかった。
状況を聞くにつれて徐々に冷静になり、二人の正義感ある行動に誇らしさすら感じてきた。
但し、額が額だ。
 
(3)クラウドファンディング

どうすべきか考えるパパに、長女cherryが素晴らしいアイデアを提案してきた。
「私、クラウドファンディングをする。だからお願い。この猫を助けてあげて」と。
 
腹は決まった。見知らぬ野良猫に50万円は正直痛いが、1つの命を救えるとともに、クラウドファンディングを通しての学びに対する投資と思えば、悪いものではないと。
その日のうちに緊急手術が始まった。
 
しかしながら、クラウドファンディングでどれだけ集まるかは不透明なため、先生に対しては「命を救う、機能が復元する最低限の措置として欲しい(できるだけ安くして)と頼んだが( 笑)。
 
続く。