少年サッカーをテーマとしたブログで、いつも参考に、そして楽しませていただいているものの1つに「どんぐりクンパパのブログ」があります。
我が家の長男say(小学6年生)と同じく晩熟の息子さんを持ち、 親子で創意工夫を重ねながらプロサッカー選手を目指す日々を綴ったテーマへの共感性に加え、パパさんの人間性(親子関係)、文章の表現力が魅力的で、毎回ブログが更新されることを心待ちにしているほどです。
その中に、今回のタイトルにも引用させていただきました「晩熟君の苦労はいつ始まるのか?(島流しは何歳から?)」の記事があるのですが、晩熟君達が歩んでいくだろう苦労がいつから始まるのか、影響のピークはいつか、を以下の通りまとめてくれています。
(晩熟の影響)
小4:影響ほとんどなし
小5:ほんの少し影響が出始める
小6:影響がはっきり目につくようになる
中1:影響が加速する
中2:影響が非常に大きい
(その後は晩熟の度合い次第)
我が家のサッカー小僧長男sayは、今まさに小学6年生。
どんぐりクンパパさん指摘の通り、晩熟ゆえの苦悩がはっきりと顕在化しています。
※晩熟とは、身長の高低ではなく、第二次性徴の始まり時期が標準よりも遅いことをいう。
(1)コーチからの厳しい指摘
ゴールデンウィークあたりから県内外の強豪チームと呼ばれるところばかりとTMを組んでもらったのですが、そこからFWの長男sayのゴールがぱったりと止まり、勝てない試合が続きました。
戦犯はもちろんゴールを取らないFWとなる。
コーチ、チームメイトからの叱責が目に付くようになり、自信を喪失してしまう。自信がなくなると更にパフォーマンスが下がる。
5月中下旬の県大会に続く大切な各種の市内予選が始まる頃には、長男sayの調子はどん底レベルまで落ちていました。
そして、迎えた市内予選の決勝戦で、屈辱の途中交代を強いられる。
長男sayでは点が取れないと判断され、センターバックの大黒柱君をトップに上げ、代わりの選手をセンターバックに入れる采配。
こんな露骨な交代は初めてだったので結構ショックだったと思います。
それでも試合に勝てれば良かったのですが、大黒柱君がトップに上がったことで守備力が下がり、まさかの失点を許してしまい敗戦。
個人としても、チームとしても最悪の結果となってしまいました。
コーチからは「長男sayについて、体が小さく周りの選手との身体能力の差が如実に見られる。 現状では厳しい」とズバっと言われちゃいました。
分かっているんだけどな~。
それに、長男sayの場合は身体能力が低いのは今に始まったことではないし。
長男sayは2月生まれの早生まれで、尚且つ1年くらいの成長の遅さがあるので、実質2学年くらい下の体格しかない。
スピードも特別速い訳では無いので、サッカーを始めた時から、ずっと苦労している。
小学1年生の頃なんて、普通の子供達が集まる少年団の中でも身体能力は最低クラスでしたよ。
それでも、 学年を重ねるごとに本人の努力もあり徐々に差が縮まってきて、以前に比べて随分マシになってきたかなと思えるようになってきた。
そしたら、他の子供達は先に成長期に入っていき、再び一気に離される。晩熟は本当に過酷ですね。
どんぐりくんパパの経験だと、これから中学1年・2年にかけて、晩熟の影響がより色濃く出てくるとのこと。
今でさえ厳しいのであれば、更に影響が出てくる中学年代では全くお話にならない可能性が高い 。
ジュニアユースの進路も大問題だ。
さぁ、晩熟島流しの船は目の前まで来ている。
最後の悪あがきで、何とか乗船は逃れれるものなのか。
小学生年代の集大成となる全日までにやれることはやってみよう。
今後、我々親子が、何を考え、何に取り組んだか、そして結果はどうなったか、現在進行形で綴っていきたいと思います。
お子さんが晩熟でお悩みの方はお楽しみに。