子供たちの夢を真剣にサポートする父親ブログ

子供たちの夢の実現に向けて、サッカー、英語、バレエ、学業などを真剣にサポートしている父親の記録です。

「不毛な点取り合戦」長男sayサッカー成長の振り返り23 (2020.9)

コロナ休校期間(2020.3.2~5.31)を経て、夏頃には徐々に”サッカーがある日常”が戻ってきました。そして、秋からはようやく公式戦が始まり、ハラハラする試合が続く楽しい週末が始まりました。

今回は、そんな長男say(8歳)が所属する我が少年団の小3秋公式戦の結果を振り返ろうと思います。

 

我が少年団の目標は、小学3年生で市内1位になること。市内には全国レベルのクラブチームもあるため、クラブチームが参加する大会ではかなり難しい目標ですが、同じ少年団だけの大会では現実味のある目標です。

前年も市内にある少年団だけがエントリー出来る「市内カップ」では3位になっています。

(前年の市内カップの様子は、過去の記事をご覧ください)

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tokotonpapa.hatenablog.com

 

(1)市内カップ(初戦)

市内カップ(小学3年生)のシステムは、各ブロック4チーム毎に分かれた予選リーグを1位通過した8チームが決勝トーナメントに勝ち上がり、優勝チームを決める大会です。

各ブロック1位しか通過できないため、取りこぼしをしない戦い方が必要です。

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我が少年団チームは、近隣のライバル校と同じブロックでしたが、あとの2校は力が落ちるので、ライバル校さえ破れば1位通過できるだろうとの見立てでした。

予選リーグの初戦が、 そのライバル校との戦い。

 

試合展開は、我が少年団が前半に先制し、押し気味に試合を進めていましたが、後半にコーナーキックを合わせられ失点。その後、両チームとも何度か得点チャンスをつくったが決めきれずそのまま1-1のドロー。見ている方も緊迫したナイスゲームでした。

 

(2)不毛な点取り合戦(2戦目)

ブロック2強による初戦が引き分けとなったことにより、1位通過するためには、残る2戦でお互いどれだけ得失点差を積み上げられるかの勝負となります。

2試合目は1試合目と同日開催でした(3試合目は翌週開催)。

 

当然、得失点差を積み上げるためには、レギュラーメンバーで戦った方がその確率は高まります。特に、少年団の場合、普段から毎日のようにスクールに通い本気でサッカーをやっている子と、週1回少年団の練習でサッカーを楽しむ子が同居しており、レベル差が大きいため、尚更です。

 

とは言え、我が少年団は、サッカーを楽しむ、上手くなってもらうため、皆が試合に出ることを大切にしているので、要所のメンバーは残しながらも可能な限りローテーションで出場させました。

 

それでも、相手チームとの力の差が大きく10点差ゲーム。

こちらも得失点差を積み上げるために、執拗にゴールを狙わざるを得ません。選手達は、試合時間のロスを極力なくすためにゴールしたボールを自らの手でセンターサークルまで運びます。

フリー写真] サッカースタジアムとうなだれる観客 - パブリック ...

点差が開く度に、相手チーム、保護者が「そこまでやるの?」とうなだれるのが手に取るように分かります。

こちらも、本来であれば、要所のメンバーも外して、他のメンバーにたくさん試合経験を積ませてあげたいのにと強く思っています。

 

育成期において、得失点差を争うルールって、誰が得するの?

そんなモヤモヤした思いが残る後味の悪い1日でした。

 

(3)歯がゆい戦い(3戦目)

予選1日目(初戦・2戦目)が終わって、我が少年団はライバル校に得失点差で上回っての1位(勝ち点同数)でした。

しかしながら、1位通過を確実にするためには、3戦目に勝つだけではなく、ライバル校より得失点を上回る必要があるため、2戦目のような”ダレトク”の戦い方をせざるを得ない状況です。また、より厄介だったのが、我が少年団の試合が、同会場でライバル校の前の試合で組まれていたため、ライバル校は我々の結果を見て戦術を変えることができる状況でした。

 

それでも、3戦目の前半が終わり5点差.後半もこのペースで得失点を積み上げれば、1位通過も固いと思われました。しかし、得点を上げることへの焦りか選手ローテーションのあやか、後半は1得点も上げる出来ずそのまま終了。

その結果を見て、ライバル校は何点取れば1位通過できるか逆算できる訳ですから、戦い易かったと思います。その後、我々はライバル校が3戦目で得点を積み上げていくことを歯がゆく観ていることしかできません。

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結果、ライバル校が我々の得失点を上回って1位通過となりました。

我が少年団の市内1位の夢は予選リーグでついえました。。。

 

 

ライバル校は素晴らしいチームでしたので、1位通過に相応しいと思っています。決勝リーグに上がり、優勝まで勝ち取ったようですので、心からお祝いしたいと思っております。しかしながら、我々も決勝リーグに上がるのに値するチームであったと思ってしまうのも事実です(悔しい(*_*))。

 

 

 

勝利と育成は対立する概念ではないと思っていますが、時と場合によっては、どちらかの比重を高くする必要性があることを実感しました。

(得失点差を争うのであれば、選手固定で勝ちにこだわった方が有利になりますが、選手固定となれば出場できない選手の育成がなされません。一方、見方を変えれば、予選リーグは多少目をつむっても決勝リーグに出場して、緊迫した試合数を増やすことの方が育成につながるという意見もあるでしょう。。。難しい問題ですね。)

 

 

何が正解かまだまだ良く分かりませんが、子供達と一緒にサッカーを楽しむということを忘れず、自分なりの答えを探していきたいところです。

 

 

【教訓33】   

  • サッカーを楽しむ、上手くなってもらうため、皆が試合に出ることが大切。
  • 勝利と育成は対立する概念ではないが、時と場合によっては、どちらかの比重を高くする必要性があることもある。
  • 育成年代では、得失点差ルールはそぐわない。

 

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