子供たちの夢を真剣にサポートする父親ブログ

子供たちの夢の実現に向けて、サッカー、英語、バレエ、学業などを真剣にサポートしている父親の記録です。

「みんなが主役④」次男sail成長の振り返り20(2024.10〜12)

前回からの続きです。

(前回の記事は、以下をご覧ください)

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今回は、Aチームの様子を綴っていきたい。
 
(10)Aチームの変化
前回の敗戦からAチームは、より勝利に飢えていた。特に、Aチームの保護者の期待が大きくなっているのを感じた。
我が子の雄姿にすっかりハマっちゃったんだろうね。Aチーム用の特別メニューを組んで欲しいとの要望が直接届くようになっていた。
 
「うん、うん、いいことだ。」
長年、少年サッカーを見てきて「サッカーが上手な子」は大きく以下の2つのどちらかだと思っている。
1つ目は、運動神経が良い子。2つ目は、親が熱心なご家庭の子。
親がハマってサッカーに関心が向けば向くほど、子供はサッカーが上手くなりやすいと思っているからね。
保護者の熱も取り込みながら、勝利にこだわる公式戦に臨むことができた。
 
予選リーグは、2試合とも快勝。
Aチームでの戦い方が板についてきた感じ。 チームメイトはそれなりにサッカーが出来るので全部自分でやろうとしなくても良い。仲間を信頼して任せるところは任せる。それにより、チームプレイが出てくる、出てくる。

「おーだいぶサッカーぽくなってきたなー」って感じ。
技術レベルが高いメンバーで固めてあげると、個人のプレー自体も変わってくるんだ。
 
2つの公式戦を通して、ようやくチームが成熟してきた感じがした。
 
 
(11)同世代最強軍団
そんないい感じの流れだったんだけどね。決勝トーナメント1回戦は、運が悪いことに、おそらく全国レベルでみてもきっと同世代最強となるだろうというチームとの対戦となった。
元々このチームは、全国でも有名な超強豪チームなんだけど、それに加えて、新たに小学2年生のこの段階でスーパーキッズばかりを集めたセレクションチームを立ち上げた。
小学2年生で、軽くリフティング1000回を超えるような子供たちの集まりだ。
そこにチームのフィロソフィーである「利き足中心」をベースとしたドリブルを徹底的に磨いてきている。
 
こちらも、少年団では珍しく「利き足中心」 のトレーニングで基礎力を磨いているとはいえ、サッカーにかけている時間が違い過ぎる。

週1日 VS 週5~6日。現時点では、個人の戦闘力の差は大きい。
 
同世代最強軍団は、予選リーグでどの試合も10点差以上の圧勝で勝ち上がってきており、我々も厳しい闘いになるのは目に見えていた。


そこで、何点取られてもシュンと下を向いて欲しくなかったため、「失点を6点以内に抑える。そして、1得点以上あげることができたら我々の勝利と考えよう」と伝え、試合に臨んだ。
 
試合開始から、同世代最強軍団は、切れ味鋭いドリブルで仕掛けてくる。スピード感になれず、 試合開始早々に1失点。
それでも、試合前のチーム目標を目指して皆が下を向くことは無い。集中力を切らさず必死にくらいつく。
その後も失点はするが、徐々に相手のスピード感に慣れてきて、バチバチにやり合えるようになった。
前半は大健闘の0-3で折り返すことができた。
 
そして、自信をもって後半戦に臨む。守備だけでなく、攻撃にも勢いが出てきた我がチームが、先に得点を取る。コーナーキックを気持ちで押し込んだ。


その後も、世代最強軍団と全く引けを取らない試合を演じる。追加点を目指して、バランスを崩して点を取りに行ったスキを突かれて1失点したものの、後半だけを見れば1-1のドロー。全体としても、目標上回る1-4の結果となった。
 
 
(12)自分達でつかんだ自信
この大会に参加するまでは、自分達の実力がどの程度なのか全く分からなかった。
同世代のトップ層と比べたら天と地ほどの差があるかもと思っていたメンバーも多かったはずだ。
それが、試合が終わった際、一丁前に悔しがり、「案外俺たちやれるやん!」っていう自信を手に入れていた。
 
この自信も、本気で勝利を目指して闘ったからこそ手にできたもの。
公式戦は勝利にこだわるとした方針は、狙い通り以上の効果として返ってくることとなった。
 
余談だが、この大会の優勝は、やはり同世代最強軍団だったようだ。
勝戦は、クラブチーム同士の対決だったんだけど、スコアだけ見れば我がチームの方が良くてね。
本当にAチームの子供達が大健闘してくれたと思っている。
 
 
つづく