子供たちの夢を真剣にサポートする父親ブログ

子供たちの夢の実現に向けて、サッカー、英語、バレエ、学業などを真剣にサポートしている父親の記録です。

「ライバルチームの存在」長男sayサッカー成長の振り返り58(2023.3)

先日、ライバルチームに競り勝ち、市の予選大会を優勝してきた長男sayチーム(小学5年生)。来月、県下の近隣地域NO1を決定する大きなカップ戦に出場することが決まりました。

 

県大会ベスト4の名に恥じず、納得のいく結果を残してくれることを期待せざるを得ません。頑張ってきてください!
 
さて、今回は、市の大会を勝ち抜くためには、必ず顔を合わせなければならない「ライバルチーム」の存在について、書いていきたいと思います。
 


(1)ライバルチームとの対戦成績 

長男sayは、5年生の夏から今のチームに移籍してきました。そこからのライバルチームとの対戦成績は3勝1敗で勝ち越していますが、それまでは勝ったり負けたりをしながらも、若干分が悪かったようです。
そのせいか、現時点では、個人の能力も、チームとしての仕上がりもこちらが上で、充当にいけば勝てると思うのですが、このライバルチームと対戦する時だけは、緊張するのか苦手意識があるのか、なんか動きが硬く本来の実力を発揮しきれていない感じがありました。
 


(2)悪夢の敗戦 

長男say移籍後の負け試合は、昨年末の市予選の準決勝。県大会出場権やTOPリーグ参入戦の出場権を懸けた重要な試合で、チームとしては何としても勝ちたかった1戦でした。
 
試合展開は、正GKが怪我のため代理で出場した選手がハイボールの処理を誤り、こぼれ球を押し込まれ先制される。試合序盤から追いかける苦しい展開。
この日も、1トップとして出場した長男sayには、当然同点、勝ち越し点を期待されたところですが、何度か訪れた決定機を外してしまう。
そして、チームとしても、最後まで追いつくことができず、本当に悔しい敗戦となりました。
この日にかけていた古参メンバーは特に、悔しさのあまり涙が止まらない。
 
その姿を観た長男sayは、得点が取れなかった自分のせいで試合に負けた。大好きなチームメイトに悲しい思いをさせてしまった。チームの勝利の大きな責任を負うFWとしての仕事を果たせなかったことの重大性を、心に大きく深く刻みこまれたようでした。
 
 

(3)ライバルチームとは
そこからかな。

長男sayのFWとしてのエゴが強くなったのは。
 
それまでは、自分の得点もさることながら、みんなに気を使いながらボールを配給することを重視していた一面もあったのですが、自分が得点を取らないと勝てない、逆にみんなを悲しませてしまうということを痛感し、マインドチェンジがなされたようです。
 
このマインドチェンジは、ただの敗戦ではなく、ライバルチームとの本当に大事な一戦だったからこそ、起きたのだと思う。

負けた時は、私も引きずってしまうくらいショックでしたが、今となっては、FWとしての大事な要素を学ばせてくれた良い機会だったと思えるようになってきました。ライバルチームの存在に感謝です。
 
 
先日のライバルチームとの市大会決勝戦
長男sayがチームを勝利に導く先制点を上げました。
ゴール直後、これまで聞いたことがないくらいの大声で「よっしゃ~!!!」と雄たけびを上げていました。渾身のガッツポーズ。


それまでチーム全体として重い感じだったのですが、長男sayの感情むき出しの雄たけびが厄払いとなったのか、チーム全体に活力を与え、一気に流れを引き込む。

その後は、 みんながイキイキとプレーし2-0の勝利。


この日もライバルチームのおかげで、FWとしての自信や大事な試合で決めてくれたというチームメイトからの信頼を得ることができた。
勝っても負けても色々なことを学ばせてくれる
 
ライバルチームは、自分達の行方を阻む“目の上のたんこぶ” のような厄介な存在でもありますが、成長を促してくれる最高の存在でもある。
これからもその存在を乗り越え、大きな成長を遂げていってください。

 

 

【教訓76】

・FWはチームの勝利の責任を負うポジション。

(負けた試合は相手より点を取れなかったFWの責任)

・FWが点を決めないと負けてしまい、チームメイトを悲しませてしまう。

・ライバルチームとの勝負は、勝っても負けて色々なことを学ばせてくれる。