子供たちの夢を真剣にサポートする父親ブログ

子供たちの夢の実現に向けて、サッカー、英語、バレエ、学業などを真剣にサポートしている父親の記録です。

「英検5級対策」 我が家の英語教育振り返り7 (2019.4~2020.1)

学習習慣をつけるために始めた「毎朝の英語学習」も、半年くらい経過すると、偉いもんで、アルファベットさえ知らなかった子供達(長女cherry(当時10才)、長男say(当時7歳))でも、英語がそこそこに分かってくるようになりました。

 

(英語の朝学を始めたばかりの頃の様子は、過去の記事をご覧ください)

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tokotonpapa.hatenablog.com

 

その様子を見ていて、「これは、次のステップに移るタイミング、成長のために新たな刺激を与える必要があるな」と思いましたので、英検受験にチャレンジすることを考え始めるようになりました。 

今までの遊びの延長で英語に親しむだけではなく、きちんと体系的な学習をした方がよいだろう、また、何か目で見える形で成果が分かった方が張り合いも出るのではないかと。

 

ただ、受験の申し込みをするまでは、本当に受けさせるべきか悩みました。

「この子達には、まだ、英検受験は早いのではないか」。「落ちたらやる気や自信が無くなるのかも」。「そもそも資格取得(テストで点数を取る)のために、英語の学習を始めたわけではないし」と。

 

ただ、今、振り返って考えると英検受験をさせて良かったと思っています

それは、英検受験の最大の目的とした、英検を通して体系的な英語学習をするということが出来たと実感したからです。(逆に、英検のような目標なしに、文法や単語の学習に対してどのようにモチベーションを持たせたら良いか分からないくらい。)

 

今回は、そんな我が家の英検5級の対策として取り組んだ内容を振り返ってみたいと思います。

 

 

(1)文法を習得する

英検5級の範囲の文法は、現在進行形、疑問詞、命令文など、ごく基本の内容となりますので理解するだけであればすごく簡単なのですが、理解するだけでなく使えるレベルまでやらならないと、単なるテストで点を取るためだけの勉強に終わってしまいます。(私の学生時代の英語学習はこれでした。)

 

もちろん、子供たちに身に着けて欲しい英語は、(長女cherryが憧れるバレエ留学などで)実際に会話として使えるものですので、学習にあたる際は、その学習方法が実際に使える英語につながっているか、テスト対策で終わっていないかを留意するようにしています。

 

文法対策で言えば、tokotonpapaが社会人になって英語をやり直した際、やって良かったと思った学習方法として「口頭英作文」という、文法を学びながらまさしく英語を使えるレベルまで高めるトレーニングがあります。(絶対にお奨め。)

やり方は、シンプルで、暗唱用の英文(文法別・合計数百)を、ひたすら日本語訳から英文に瞬間的に変換していくというものです。

例えば、「全てが上手くいくさ」という日本語を見たら(聞いたら)、即座に「Everything is going to be fine.」と口ずさむ感じです。このトレーニングをしてから、随分とスピーキング力が上がりました

 

文法学習の際は、是非、この口頭英作文をやってあげようと思っていましたので、本屋で選んだテキストが以下の1冊。

各文法事項につき、簡単な説明と暗唱用の英文が10~20個あり、そのうえCDで音声トレーニングもできる。中々の優れものです。

(我が家では、このシリーズの最後まで続けていくと思います。)

 

http://www.one-bridge.jp/node/30982

 

実際に取り組んだ学習方法は、①テキストに沿って文法を解説→②CDで暗唱文を1つずつ聞き取り→③文を見ながら何度もリピート、という流れで、1日1~2文程度のスピードで進めていきました。また、この学習では、復習が最も大事なので、2日目以降は、過去分の復習から始める。1冊(1単元)が終了したら、2巡目、3巡目と繰り返すようにしました。

 

但し、日本語訳だけをみて英文に転換する純粋な「口頭英作文」形式でのトレーニングは、子供達の理解度や負担感を踏まえて、テキストを3巡くらいやり、ある程度暗唱文に慣れてきた頃にしました

思っていた以上に、子供には難しいトレーニングのように感じたからです。

(ですので、小学生1人で同じやり方で学習するには、少しハードルが高いかも知れませんので、大人のサポートのもと進めていってもらった方が良いかもしれません。)

  

 

(2)英単語を覚える

英単語だけ切り取って覚えてもあまり効果がないとの意見もありますが、文脈の中で覚えるとともに英単語帳で網羅的に確認していく学習方法(辞書替わり)は、やはり、やった方が良いと思いました。

今回、使用したテキストは、以下のもの。

f:id:tokotonpapa:20200523080441j:plain

https://www.obunsha.co.jp/product/detail/094708

 

選んだ理由は、小学低学年向けにも配慮した工夫があったため。

驚いたのは、まだ小学2年生くらいでは、英語自体は分かるのに、日本語の意味で記載された漢字が分からないことが結構あること。例えば、「birthday 誕生日」。

このテキストは、全てではないですがフリガナがついているのと、音声、発音記号があるのうえにカタカナで読み方をふってくれています。

 

小学低学年のお子さんであれば使いやすいのではないでしょうか。

我が家では、暗記を2巡くらいしたところでタイムアップとなりました。

 

(3)過去問をやる

上記2冊をやり終えた頃から取り組んだのが、過去問。

過去問を集めた問題集もありますが、我が家では、上記テキストについている予想問題と公式サイトの過去3回分で済ませました。

 

  https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_5/solutions.html

 

英検5級の合格点は、6割程度のようですが、1つ目の過去問をやった際は、これには届かず。

間違えたところを解説しながら解き方を教え、2つ目、3つ目とテストを進めていくうちに、何とか合格点に届くか届かないかというレベルまでになったと思います。

 

過去問をやってみて、大したもんだと思ったのがリスニング。特別な対策をしなくても、そこそこ理解できていたので、普段の学習でリスニング中心に取り組んでいれば何とかなるもんなんだと実感したことを覚えています。

 

 

 

上記のような英検5級対策を、ベースとなる英会話テキストに加え2~3か月くらい続けたでしょうか。そうすると、我が家の子供達も何とか合格できる可能性がでてくるレベルに。

(長男sayは小学2年生で、英語の学習歴も9カ月程度でしたが、英検5級であれば受験できるレベルにはなるようです。)

 

受験日時点でのtokotonpapaの合否予想は5分5分。問題の相性が良ければ合格するかもしれないし、初めての受験で慌てたり、マークシートミスがあれば落ちるだろうとの感覚でした。

次回は、父親にとってはハラハラドキドキの実際の受験の様子やテスト結果を振り返りたいと思います。

 

 

【教訓22】 

  • 子供の成長を観察していると、次のステップに移るべきタイミングが分かる。そして、効果的な成長を促すためには、新たな刺激を与えてあげる必要がある。
  • 英検は、体系的に英語学習をするための手段として利用すれば効果的。
  • 実際に使える英語につながる学習方法か、テスト対策で終わっていないかを留意する。理解だけでなく使えるレベルまでやらないと単なるテスト対策の学習となってしまう。
  • 文法対策でおすすめの学習方法が「口頭英作文」。スピーキング力向上にもつながる。
  • 英検5級のリスニング問題であれば、普段の学習でリスニング中心に取り組んでいれば、特別な対策をしなくても対応できる。

 

 

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