tokotonpapaが住む地域も、桜の花が満開のシーズンになってきました。
例年であれば、桜の美しさに心を躍らせているところですが、今年は、新型コロナのことが頭から離れず、「来年もちゃんと家族そろって桜を見れるのだろうか」など考えてしまい、美しさよりも花びらが散るはかなさがより一層際立つ気分になってしまっています。
どうか、大切な方々が無事この危機を乗り越えられるよう心よりお祈り申し上げます。
■長女cherryのやる気スイッチ
さて、桜の満開時期に生まれた長女cherryが１１回目の誕生日を迎えました。
最近の彼女の様子はというと、以前にも増してバレエへのやる気が漲っており、バースデイプレゼントもバレエグッズをねだるほどです。
やる気スイッチが入ったきっかけは、バレエの発表会のご褒美としてプレゼントしたバレエを題材とした漫画本だと思います。
”絢爛（けんらん）たるグランドセーヌ””いう漫画なのですが、バレエを通して成長していく主人公の少女に共感したのでしょう、「めちゃくちゃ面白い」といって何度も何度も読み返しています。
最近では、その漫画で知ったであろう海外のバレエ団に入ることに憧れ「英語だけじゃなくフランス語も勉強したい」「奨学金をとるためにコンクールに出たい」など無邪気な夢を語るようになり、自主トレも熱心にやるようになっています。
（いつまで続くか分かりませんが（笑））
やっぱり漫画の影響力は凄い。
我々が、”キャプテン翼”や”スラムダンク”から多大な影響を受けたように、その競技の楽しさや努力、友情、夢の大切さなどは漫画から学ぶのが一番効果があるように思います。
■ご褒美に対する考え方
一般的には、ご褒美を与えてやる気（＝動機づけ）することは、ネガティブに語られることが多いようです。
その理由は、報酬や評価、賞賛といった外部からの刺激により生み出される「外発的動機づけ」は長続きしないということから。また、「アンダーマイニング効果」と言って、もともと持っていた達成感や充足感、行動そのものに対する喜びといった自分の内部から生み出される「内発的動機づけ」に対して、「外発的動機づけ」がマイナスの影響を与え、やる気を減少させてしまうとの理由からです。
しかし、tokotonpapaは、「内発的動機づけ」を引き出していくことは前提のうえですが、ご褒美は上手く与えれば素晴らしい効果が得られると実感していますので、以下の２つの基準に該当するご褒美は適宜与えるようにしています。
（ご褒美の基準）
- １つ目は、やっていること（競技）自体に好影響を与えるご褒美である場合
- ２つ目は、ご褒美自体に意義やメリットがある場合
１つ目は、上述の長女cherryのようにバレエをやっている子に、バレエがより好きになるようなご褒美を与える場合です。例えば、名作と呼ばれる漫画や競技グッズなどがこれにあたると考えています。
２つ目は、興味を持ってもらいたい別の分野に関するご褒美を与えるような場合です。例えば、本好きになってもらうよう贈る本などです。また、レッスン後にねだられる間食に栄養価の高い食材を与えることもこの基準に当てはまります。
（我が家の子供たちは、ご褒美に興味のありそうな本をタイミングよくプレゼントしていたので、今のところ本好きに育ってくれているように思います）
■今年のバースデイプレゼント
長女cherryの今年のバースデイプレゼントの希望は、バレエのレッスンバーと大型の鏡でした。
時期が時期だけに躊躇しましたが、ご褒美の基準にも当てはまりますし、せっかく高まったやる気を潰すのは勿体ないということで、思い切って用意してあげることにしました。
（次女lilyも一緒に使うので２人分の投資だと自分達を納得させて・・・）
昨日、プレゼントが届いたのですが、長女cherryと次女lilyは、憧れの設備にテンションが上がって、楽しそうに使っていました。更に自主トレを頑張りそうな気配がありましたので、親としては贈って良かったかなと一安心しています。
新型コロナの影響で先の見えない世の中になっていますが、長女cherryには過度に気にせず、これらのプレゼントを使い倒して夢のバレリーナに近づいて欲しいと願うばかりです。
そして同時に、愛する子供たちと妻を守るために、「ちょっとやそっとのことじゃ負けないぞ！」と固く心に誓った、長女cherry１１歳の誕生日でした。
【教訓１４】
- 良い漫画は最高のやる気スイッチになる。
- ご褒美を上手く使えば、素晴らしい効果が得られる。
- 誕生日は命の尊さを再確認し、未来への決意を固める良い機会。
P．S．
長女cherryはお菓子作りが大好きで、自分の誕生日にも自分でケーキを作りました。今回は生地も一から作ったのですが、なかなかの出来でした。”おめでとうcherry♡♡””
何かのご参考やご興味をお持ちいただけましたらクリックお願いいたします。
↓ ↓ ↓
にほんブログ村